マーベル・コミックス『Spider-Man & Wolverine』第1号が先日正式に発売され、その物語の衝撃的な展開がマーベルファンを騒がせている。「スパイダーマン」ピーター・パーカーは、今号のストーリーで、自身の両親の死がもう一人のマーベルのトップヒーロー「ウルヴァリン」と関係していることを発見したのだ。この漫画ファンを驚かせた新設定は、二人のキャラクターの関係に新たな波紋を投げかけている。

このコミックは、マーク・グッゲンハイムが脚本を、カーレ・アンドリュースが作画を担当している。ストーリーは、スパイダーマンとウルヴァリンが協力して敵の施設に潜入し、すべての潜入エージェントの身元を記録した機密資料を取り戻そうとする設定だ。ピーターはその過程で、両親の過去を掘り起こす衝動に抗えず、驚くべき映像を発見する。それは、両親が墜落死する前の現場にウルヴァリンが現れるというものだった。これに対し、ピーターは瞬時に激怒し、その場で爆発。両親の復讐のためにウルヴァリンを殺すと脅すまでに至った。


実際、過去のコミックでは、ピーターの両親はCIAエージェントであり、ナチスの悪役レッドスカルを調査中に暗殺されたという設定がすでに確立されていた。今回、この背景が補完され、実行犯は身動きが取れなかったウルヴァリンである可能性が極めて高いと示唆されている。
ウルヴァリンが「直接」犯行に及んだという明確な証拠はまだないものの、コミックの描写から見ると、ピーターの両親がスパイであるという設定は1990年代から確立されており、その死は長らくレッドスカルと関連付けられてきた。この背景はコミックで繰り返し言及され、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ映画にも翻案されたことがある。一方、ウルヴァリンがウェポンX計画で洗脳され、秘密任務を遂行していたという暗い過去は悪名高く、制御不能な状態で数々の暗殺や過激な行動に関与しており、その罪はこれだけにとどまらない。
実は、スパイダーマンとウルヴァリンの絆は、マーベルが過去に出版した『アストニッシング・スパイダーマン&ウルヴァリン』で深く描かれている。二人は時空の歪みに巻き込まれる絶境を共に経験しただけでなく、毎年ウルヴァリンの誕生日を祝うという暗黙の約束を交わすなど、珍しい「喧嘩友達」のようなコンビだった。そのため、今回の事件が事実であれば、二人の友情に大きな亀裂をもたらすことは間違いないだろう。

多くの読者はこれが単なる誤解を招くようなストーリー展開ではないかと疑っているが、最終的な真相がどうであれ、この展開がピーターのこれまで曖昧だった家族の背景に新たな解釈の余地を与え、ウルヴァリンのアンチヒーローとしてのグレーな過去を再び浮き彫りにしていると指摘する声もある。
『Spider-Man & Wolverine』第1号は現在、正式に発売中だ。
via: Screenrant