オタクのコレクション、もしもの時はどうする? 日本のネットで「コレクションの終活」が話題に。「家族が一番困る…」と嘆きの声

ACG好きなら、ゲームやアニメグッズ、書籍など、何かしらコレクションしてる人も多いはず。これって、自分にとっては思い出であり、趣味の象徴でもある大切な資産ですよね。

しかし先日、X(旧Twitter)でとあるユーザーが、大量のレトロゲームコレクションの写真をシェアしました。その投稿には、「もし自分がこの世を去ったら、これらのコレクションはどうなるんだろう…」という感慨が込められており、多くのネットユーザーの共感を呼び、「コレクションの終活」について一大議論が巻き起こっています。

議論の発端となった投稿では、「自分にとっては価値があると思っても、残された家族にとっては一番困るものだろうな。」と綴られていました。写真には、推しが詰まったレトロゲームの数々が写っており、その多くは今では入手困難な絶版品ばかり。

これには多くのユーザーから「これ、お宝じゃん、超懐かしい!」「価値がわかる人には宝物だけど、知らない人にはガラクタに見えるんだよな」「もはや文化博物館に収蔵されてもおかしくないレベル…」といった声が上がりました。確かに、価値を知る人にとっては宝物でも、興味のない人から見れば、ただの古い遺物でしかないんですよね。

もちろん、大量のコレクションを持つ多くのユーザーが、投稿主の気持ちに共感。ある程度の年齢になると、この手の話題は避けて通れない、シビアでちょっぴり悲しいテーマになってきます。

しかし、実際に「オタ活」グッズの整理を経験した人からは、こんな残酷な現実も。「大半はブックオフとか、中古買取店行きだよね」「フロッピーディスク版のレトロゲームは、今じゃ買い取ってもらえないし」「当時の動作環境がないと、ただのオブジェになっちゃうんだよな…」

こうした状況に対し、「生前整理」の概念を提唱する声も。「ある程度の年齢になったら、少しずつ整理を始めるのが一番安心」「私はもう、本も音楽もアニメもゲームも全部デジタル化かサブスクに移行したよ。便利だし、家族に迷惑もかからないしね」

中にはこんな面白いエピソードも。あるユーザーは、「60代の女性同僚が、BL同人誌を箱詰めにして、娘さんに『私が死んだら、この買取店に直接送って。中身は見ないでね。送料は向こう持ちだから』って言い残してた。たまに読み返すから、まだ箱は封印してないらしいけど(笑)」とシェア。

他にも、「ゲーム買取店と提携してるところなら、引き取りに来てくれるよ」「生前査定を利用すれば、宝物がゴミになるのを防げるし、家族の負担も減らせる」といった、博物館や研究機関、専門ショップへの寄贈や売却を提案する声も上がりました。

もちろん、多くのコレクターにとって、これらのアイテムは手元にあること自体が価値の保存。でも、もしもの時を考えると、家族にとって困りものになってしまう可能性も。必要としている人に渡る形で現金化できれば、それに越したことはありませんよね。

個人のコレクションから文化保存、そして人生の整理へと広がるこのテーマは、多くの中高年オタクの心に潜む不安や葛藤を映し出しています。終活から生前整理まで、これらの議論は私たちに問いかけます。「このコレクション、最終的に誰に託す?」と。今はまだピンとこないかもしれませんが、いつかきっと、真剣に向き合うべき大切な課題になるはずです。

via: togetter