『未来バットマン』声優が復帰を断念!ケビン・コンロイの逝去が理由「ケビンなしのバットマンは想像できない」

かつてアニメシリーズ『未来バットマン』(Batman Beyond)で主人公「テリー・マクギニス」の声を担当したウィル・フリードルが、先日アメリカで開催されたアニメコンベンション「Animate! Columbus 2025」で、自身が同役に戻らないことをファンに直接明かした。この決断の鍵となったのは、2022年に親友であり共演者でもあったケビン・コンロイが亡くなったことだと率直に語っている。

「もし3年前に聞かれていたら、『もちろんやるよ、すぐにマイクをくれ!』と答えていたでしょう。でも今、ケビンはもういません……本当に、もう演じ続けられるかどうかわからないんです」とフリードルは続けた。「もしリブートするなら、両方のキャラクターのキャストを再選する必要があると思います。ケビンがブルースの声を担当しないのに、テリー一人だけが続けるなんて想像できません」。

コンロイはバットマンのアニメーション史における伝説的人物で、『バットマン アニメイテッド・シリーズ』(Batman: The Animated Series)以来、その声はダークナイトと同義とされてきた。『ジャスティス・リーグ・アンリミテッド』(Justice League Unlimited)、『スタティック・ショック』(Static Shock)、そしてゲーム『バットマン:アーカム』シリーズ(Batman: Arkham)など、数多くのDCアニメ映画やゲーム作品でその声を響かせた。彼は2022年11月10日、ニューヨーク市で腸癌の合併症により66歳で逝去した。

フリードルの感傷だけでなく、2023年には、クラシックなジョーカーの声を担当したマーク・ハミルも、コンロイの死後、DCアニメーションのいかなる作品にも参加しないと表明している。

「ジョーカー役のオファーがあった時、私はいつも『ケビンはバットマンを演じるのか?』と聞き返していました。彼がいる限り、私は引き受けていました。私たちは最高の相棒でした。彼なしでは、私のバットマンはありえません」とハミルは語った。

『未来バットマン』は1999年にオリジナルが制作され、ブルース・ウェインが引退した未来の世界を舞台に、若者テリーがバットマンの衣鉢を継ぐ物語だ。漫画原作の翻案ではないものの、奥深いストーリーと様式化された美術が好評を博し、後にDCコミックスの正史に正式に組み込まれた。

via: Comicbook.com