EGガンダムを魔改造!『GQuuuuuuX』の赤いガンダムをまさかのピンポン球まで使って完全再現した猛者が現る

先月末に最終回を迎えた、今年の新作アニメ『機動戦士ガンダム GQuuuuuuX』。全12話で描かれた物語は、初代『機動戦士ガンダム』のストーリーを受け継ぐ内容で多くのファンを魅了し、関連グッズも大ヒットを記録しました。

劇中でシャア&シュウジ・イトウが駆る「赤いガンダム」は、そのデザインが公開されるやいなや、多くのガンダムファンの間で話題となりました。そんな中、ある日本の凄腕モデラーが、なんと「ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム」をベースに、この「赤いガンダム」を制作。その過程を収めた動画がYouTubeで公開され、「違和感仕事してない!超カッコイイ!」と絶賛の嵐を巻き起こしています。

この動画を投稿したのは、初心者向けの改造テクニックなどを紹介している[[OBJ_5405]]チャンネル「ガンプラ道」さん。HG 1/144 赤いガンダムのキットが手に入らなかったことから、「それならEGガンダムを改造して作ってしまおう!」と思い立ったそうです。今回は既存のキットをベースに自作パーツを組み合わせていく「セミスクラッチ」という手法で制作されています。

▼ まずは改造プランを練り、どこに手を入れていくかを入念にチェックします。

改造は頭部からスタート。アンテナをよりシャープに削り出し、ツインアイを大型化。頬のダクト周りのラインを整え、アゴのパーツも延長。さらにバルカン砲やインテーク、スジボリなどのディテールを追加していくと……見慣れた初代ガンダムの顔つきが、一気に「赤いガンダム」の精悍なマスクへと変貌を遂げました。

肩アーマーは形状を変更しつつスジボリを追加。武装用のジョイントパーツも自作しています。腕部はさらに細身にシェイプアップし、一部パーツはプラ板で新造。脚部は、削り込みでパーツが薄くなりすぎないよう、一度パテで裏打ちしてから形状を整えるという丁寧な仕事ぶりです。

パテの乾燥時間を利用して、他の脚部パーツにもディテールを追加。胴体はエポキシパテで大胆に形状を覆い、デザインナイフやヤスリで削り出して成形。さらにプラ板でディテールを追加し、余分な装甲を削ぎ落とすなど、非常に根気のいる作業が続きます。

武装の制作では、驚きのアイデアが炸裂します。遠隔攻撃兵器の「ビット」には、当初「ボール(RB-79)」のキットを流用しようと考えたそうですが、着脱ギミックの追加が困難だったため断念。代わりに白羽の矢が立ったのは、なんと卓球のピンポン球! 磁石を仕込むことで、スマートな着脱を実現しています。

全パーツの改造が完了したら、いよいよ塗装工程へ。中性洗剤と超音波洗浄機でパーツを洗浄後、サーフェイサーで下地処理。表面のキズをチェック・修正し、再度サーフェイサーを吹いて下地を整えます。各パーツはエアブラシや筆で丁寧に塗り分けられ、ジオンのエンブレムも見事に手描きで再現されています。

最後につや消しのトップコートを吹き付け、全パーツを組み上げれば、EGガンダムベースのオリジナル「赤いガンダム」がついに完成! 制作時間はトータルで約60時間。キットをここまで大胆に別の機体へ改造するのは今回が初めての挑戦だったそうで、想像以上に時間がかかったとのことです。

▼ 圧巻の制作過程はこちらの動画で!

この見事なEGガンダムの魔改造には、ファンから「EGがここまで化けるとは! 旧キットの改造にも夢が広がる!」「違和感ゼロでカッコよすぎる!」「この発想はなかった、最高!」「これがニュータイプの発想か…」「ピンポン球のアイデアは天才的!」など、絶賛のコメントが多数寄せられています。

動画の概要欄には使用した工具や材料も記載されているので、腕に覚えのある方は「俺だけの赤いガンダム」制作に挑戦してみてはいかがでしょうか。投稿者のチャンネルでは、他にも様々な作例が公開されています。ガンプラ制作のヒントやインスピレーションの宝庫なので、ぜひチェックしてみてくださいね!