『トップをねらえ!』、『ふしぎの海のナディア』、『新世紀エヴァンゲリオン』といったアニメ作品から、実写映画『シン・ゴジラ』、『シン・ウルトラマン』まで、数々の名作を世に送り出してきた庵野秀明監督。今年はガンダムの新作アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』への参加も発表されるなど、その活躍はとどまるところを知りません。
そんな庵野監督が代表を務める株式会社カラーの公式Xアカウント「カラー2号機」(@khara_inc2)が、本日7月17日に更新。この日は奇しくも『ウルトラマン』の放送開始から59周年という記念すべき日。庵野監督が『ウルトラマン』から受けた影響について、熱いメッセージが投稿されました。

庵野監督は、カラー公式アカウントを通じて次のようにコメントしています。
1966年の今日、TBS系列で初の空想特撮シリーズ『ウルトラマン』の放送が始まりました。『ウルトラマン』は、私にとっても人生を変えた作品です。
添付した写真は、私が高校3年生の時に撮影した8ミリの自主制作映画のワンシーンです。当時、ウルトラマンに魅せられた私は、この世界にのめり込んでいきました。その時から今まで、そしてこれからも、強く感じています――59年前の今日から、私の生き方は何も変わっていない、と。
来年は60周年。1966年7月17日夜7時の、あの出会いに改めて心から感謝したいと思います。本当に、ありがとうございました。
1960年生まれの庵野監督は、6歳の時に『ウルトラマン』と出会い、特撮文化への情熱に火がつきました。高校ではSF研究会に所属し、自主制作フィルムでウルトラマンへの愛を表現。公開された写真には、学生服姿の庵野監督がウルトラスラッシュを放つ、なんともエモい一瞬が収められています。
その後、大学時代には仲間たちと共に自主制作フィルム『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン』を制作し、なんと庵野監督自らがウルトラマン役で主演を務めたのは、ファンの間では有名な話ですよね。

▼ 庵野監督が自らスーツアクターを務めた『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン』

監督がこよなく愛する『機動戦士ガンダム』、『ゴジラ』、『仮面ライダー』、『宇宙戦艦ヤマト』。近年の監督の活動は、まさに学生時代に熱狂したカルチャーへの恩返しであり、自身の解釈でその魂を未来へ繋ぐ試みであることがわかります。
庵野監督の作風には様々な意見があるかもしれませんが、学生時代から現在に至るまで、好きなものに対して全身全霊で向き合い続けるその姿勢と、ほとばしる情熱には、誰もが敬意を表さずにはいられないでしょう。