マックのハッピーセット騒動に「献血でポケカ配布」案が浮上! 転売ヤー対策になる?と思いきや、まさかの落とし穴が…

日本マクドナルドの『ポケモン』コラボハッピーセットは、8月8日の販売開始から、とんでもない争奪戦が勃発しました。特に8月9日からのポケモンカード配布では、恐ろしい転売行為や食品廃棄といった問題が噴出し、阿鼻叫喚の嵐に。公式が謝罪するも、消費者の不満は収まらず、まさにカオスな状況が続いています。

そんな中、とある日本のX(旧Twitter)ユーザーが突拍子もないアイデアを投稿。「献血したらポケモンカードがもらえるシステムにすれば、転売ヤーは必死で血を献上するのでは?」とポストしたところ、この一石二鳥とも思える発想が、ネット上で大きな議論を巻き起こしました。

この発想の背景には、日本最大の同人誌即売会『コミックマーケット』(コミケ)が、日本赤十字社と度々コラボしていることが挙げられます。毎回イベント会場に複数の献血バスが出動し、参加者に献血を呼びかけているんです。献血協力者には限定グッズが贈呈されるため、多くの人が協力しています。

だからこそ、このアイデアは多くのネットユーザーから「なるほど!」と好評を博しました。献血で景品を配布する形なら、ポケモンカードに置き換えても、あの転売ヤーどもが血眼になって買い占めることは不可能。もし本当に来たら、それはそれで献血に大貢献してくれるわけですからね。

一見すると名案に思えますが、複数のネットユーザーや専門家からは、冷静な分析が寄せられました。もし景品の価値が高すぎると、献血の条件を満たさない人が、その事実を隠して献血に臨む恐れがあるというのです。直近の服薬履歴、海外渡航歴、特定の性行為歴、過去の輸血経験などを偽って献血に踏み切り、血液が汚染されるリスクが高まる可能性があると指摘されています。

さらに、ポケモンカードのメインターゲットであるお子様は、法律上献血ができません。これでは、本当にカードが欲しい子どもたちの手に届かないという本末転倒な事態に。また、かつて日本には「売血」制度がありましたが、過度な献血による血液の質の低下や、感染症の拡大を招いたため、全面禁止になった経緯があります。換金性の高い景品を提供することは、かえって血液供給に問題を生じさせる可能性も指摘されています。

原投稿者が「転売ヤーは必死で血を献上する」と推測した点についても、あるユーザーはズバリ指摘。「転売ヤーは自分で献血なんてしない。金で人を雇って代理で献血させたり、献血所の外で直接カードを買い取ったりするだけだ。」と。ポケモンカードの市場価値は数千円に上ることもザラなので、転売ヤーは1,000円や2,000円で人を雇えば、確実に儲けられるというわけです。

こうしてみると、「献血でポケモンカード」というアイデアは、確かに人を惹きつけるユニークな発想ではあるものの、血液の安全や法的な問題が絡むため、実現は極めて困難と言えそうです。いつか、もし万全の対策が講じられる日が来れば、もしかしたら…なんて夢を見るのも悪くないかもしれませんね。

via: togetter