今年の夏も各地で記録的な猛暑が続いており、多くの人がうだるような暑さに辟易しています。特に通勤ラッシュ時の移動は、まさに地獄の苦行と感じている社会人の方も少なくないでしょう。
そんな中、ある企業が打ち出した驚きのルールが話題を呼んでいます。それは、「最高気温が35℃を超えた日は、社員は出社しなくてよい」というもの。この斬新な取り組みがSNSで拡散されると、「うちの会社もぜひ見習ってほしい!」と羨望の声が殺到しました。

この制度を導入したのは、あの「シュールストレミング(世界一臭いニシンの缶詰)」の輸入で知られる三幸貿易株式会社。もちろん、出荷など必要不可欠な業務は発生しますが、それらは比較的涼しい時間帯に済ませるよう調整し、社員が酷暑の中で働く必要がないように配慮しているとのことです。
同社の代表は、この取り組みがコロナ禍での対応をヒントにしたものだと語ります。「当時できたことは、今でも柔軟に応用できるはず」とのこと。また、唯一の心残りは「午後のおやつタイムが減ってしまったこと」とユーモアを交えてコメントし、ネット上では「この会社、おやつへの情熱がすごいw」といったツッコミも寄せられています。
このニュースが報じられると、X(旧Twitter)では大きな反響が。「自分たちがハッピーでなければ、お客様を幸せにすることなんてできない。これぞ新時代の企業文化だ」「この猛暑の中、過酷な環境で働く人にとっては本当にありがたい話」「うちの会社にも提案してみようかな」など、称賛と羨望のコメントが相次ぎました。

一方で、現実的な課題を指摘する声も。「『出勤停止』って、前日の夜に急に決まる感じ? それだと休みやリモートワークの予定が立てづらくて、かえって落ち着かないかも」「検品作業はどうするんだろう? さすがに輸入品をリモートでチェックはできないよね?」といった従業員目線の懸念や、「夏は夜に働き、冬は昼間に働くフレックス制はどうか」といった代替案も提案されています。
とはいえ、社員が少しでも涼しい環境で働けるように配慮する企業の姿勢は、多くの働く人々の心に響いたようです。


この取り組みは、現代の労働環境について改めて考えさせられるきっかけにもなりました。あるユーザーは「今や空調服を着て戦場みたいに働いているけど、本当にそこまでしてやる必要があるのか?」と疑問を呈しています。
これほどの猛暑の中、屋外や冷房のない環境で働く方々には本当に頭が下がります。企業が「猛暑日は出社禁止」といった福利厚生を提供できるかどうかは、業種や企業文化に大きく左右されるのかもしれません。
via: togetter