ダイソーで発見された謎のJ-POPカバーCD、秀逸すぎるレビューが話題に 「逆に聴きたくなる」「平成の思い出が…」

音楽ストリーミングが当たり前になる前、CDショップでよく見かけた「J-POPヒット曲集」のようなコンピレーションアルバム、覚えてますか? あれ一枚で当時の流行りが一気に聴けて、ドライブのお供に重宝したものです。

そんな懐かしのアイテムが、思わぬ場所で発見され話題を呼んでいます。X(旧Twitter)のあるユーザーが、なんとダイソーで「BEST J-POP 2000-2004」なるCDを発見。しかし、そのジャケットから漂う絶妙な“じゃないほう”感…! なんと収録されているのは全て原曲ではなく、謎のシンガーによるカバーバージョンだったのです。このあまりにも気になる一品、投稿主さんは思わず購入してレビューを投稿し、大きな注目を集めています。

こちらが話題のCD。投稿主さんによると、アルバムに収録されている全曲が原曲ではなく、どこの誰とも知れないシンガーによる「カバー版」とのこと。MONGOL800の「小さな恋のうた」から始まる全20曲が収録されているこのCDがダイソーで売られていることに好奇心をくすぐられ、全曲聴いてレビューするに至ったそうです。

収録曲は2000年代初頭を彩った大ヒット曲ばかりで、まさに平成レトロど真ん中。青春時代がフラッシュバックするようなラインナップですね。(ちなみにジャケットの右下には、なぜか「Made in Taiwan」の文字が…!)

そして投稿主さんのレビューがまた秀逸なんです。175Rの「空に唄えば」は「原曲の良さが3割減で、低音がカラオケ店の外から漏れ聴こえてくる音みたい」とバッサリ。THE HIGH-LOWSの「青春」については、輪郭のぼやけたギターリフが「リアルな女子高生バンドの演奏」のようで、聴いているうちに思わず応援したくなってくるとのこと。これは逆に聴いてみたい…!

大塚愛さんの「さくらんぼ」は「唯一の欠点は大塚愛本人が歌っていないこと」と、もはや褒めているのか貶しているのか分からない評価。そして、ワーストに挙げられたのが氣志團の「One Night Carnival」。女性ボーカルが曲の雰囲気に全く合っておらず、その出来栄えは「20年前の地方のスナックで聴かされるカラオケ」のようだと酷評されています。

一方で高評価の曲も。ポルノグラフィティの「アゲハ蝶」とレミオロメンの「3月9日」は「必聴曲」としてオススメされており、前者は「意外としっくりくる」とのこと。後者に至っては「卒業式で中年女性教師が歌ってくれているみたい」で、聴き終わる頃にはなんだか温かい気持ちになるのだとか。想像するとジワジワきますね…!

投稿主さんは総評として、「ほぼカラオケ音源に知らない人が歌を乗せているだけなので、このアルバムのキモは『どう歌うか』にある。オススメ曲は『アゲハ蝶』『3月9日』『青春』だけど、『One Night Carnival』は本当に惨烈。」とまとめています。

この秀逸なレビューには、「レビューが面白すぎて聴きたくなった」「本来なら見向きもされないCDなのに、逆に欲しくなるw」「平成の記憶が蘇ってエモい」「この手の謎カバーアルバム、一周回ってアリかもw」といったコメントが殺到。多くの人の興味を惹きつけているようです。

そして案の定、この投稿を見てダイソーに走り、実際に購入する人まで現れる事態に(笑)。

クオリティはお世辞にも高いとは言えないかもしれませんが、この愛ある(?)レビューのおかげで、本来なら店の片隅で誰にも気づかれなかったであろう一枚のCDが、ネット上で「越看越想找來聽(見れば見るほど聴きたくなる)」不思議な珍盤へと昇華したのでした。

via: togetter