配達中に『ちいかわ』巡り?『DEATH STRANDING』の「サム」ことノーマン・リーダス、ショッピング姿が日本Xで再バズり

ゾンビの群れをクロスボウで突破し、荒廃した世界で荷物を届け、人々の絆を繋ぐ男が、東京で最も真剣に見つめていたもの。それはなんと『ちいかわ』グッズでした。海外の映画・ドラマ系アカウントが先日、ノーマン・リーダスがパステルカラーの棚の前で商品を眺める写真を再投稿。全身黒ずくめで長髪の彼が、壁一面の可愛いキャラクターたちの中に紛れ込み、どこか微笑んでいるような表情を見せているそのギャップが大きすぎて、投稿は瞬く間に100万回以上の表示と10万件以上の「いいね」を獲得。再び日本X上で大きな話題となりました。

ノーマン・リーダスといえば、やはり『ウォーキング・デッド』のダリル・ディクソンが最も有名ですよね。そして、『DEATH STRANDING』シリーズでは主人公サム・ポーター・ブリッジズを演じています。しかし、この写真は最近撮影されたものではなく、実は同じ写真が今年4月末にはすでにXで拡散されていました。当時は主に海外のエンタメアカウントが転載し、英語圏では数百万回表示されていましたが、日本語圏では一部で話題になったものの、大きなブームにはなっていませんでした。それが9月13日に再びシェアされたことで、日本Xでさらに拡散され、英語圏と日本語圏の映画・ドラマ、ゲーム、そして『ちいかわ』ファンが一堂に会して盛り上がったというわけです。

英語圏のユーザーがまずネタにしたのは、もちろんダリルの代名詞ともいえるクロスボウ。中には『ちいかわ』のチャームをクロスボウの下に直接加工し、まるで終末世界の仕事が始まる前に特別に付けたお守りのように見せる人もいました。元々殺伐としたサバイバル装備が、丸っこい小さな仲間が加わるだけで、一瞬にして可愛い系能力がアップしたかのようです。

一方、日本語圏ではダリルを『ちいかわ』の世界に送り込むという荒業も。AI生成と記された4コマ漫画では、彼が髭面でクロスボウを担いだ丸っこいキャラクターとして描かれ、ちいかわ、ハチワレ、うさぎと不思議なチームを結成。狩りや食料の分け与えを担当し、最終的には強力な新メンバーとしてすっかり馴染んでいました。ハードボイルドな終末ドラマの雰囲気が、柔らかく可愛らしい画風に凝縮されても、意外と違和感が少ないのが面白いですね。

そして、英日両方のユーザーが次に気になったのは、ノーマンがどのキャラクターを一番気に入ったのか、そして結局何か買ったのかということ。写真の中の彼を、装備を補充中のダリルだと捉える人もいれば、『DEATH STRANDING』のサムだと呼び方を変える人も。まるで二つの終末世界の主人公が、一時的に東京へ買い出しに来たかのようです。また、周りの誰かのために商品を選んでいるのでは、と推測するユーザーもいましたが、彼が棚の前で笑顔を見せているだけで、もう十分癒されるという声も多数ありました。

さらにコメント欄では、世界線がどんどん混じり合っていきます。ダリルが店内でリックを探していると想像する人、彼に『ちいかわ』の相棒を付けて、一緒に終末世界でゾンビを「討伐」しに行く準備をしていると考える人。『DEATH STRANDING』のプレイヤーに至っては、この一連のシーンを、シリーズ3作目の隠しカットシーンが先行リークされたものだと解釈していました。もちろん、もっとシンプルな反応も多く、「普段は渋い顔のノーマンが、可愛いグッズを見ている時は本当に嬉しそう」と感じる人も少なくありませんでした。

数ヶ月ぶりに再浮上した一枚の写真が、最終的に『ウォーキング・デッド』、『DEATH STRANDING』、そして『ちいかわ』という、全く異なる雰囲気を持つ三つのファンコミュニティをコメント欄で繋ぎ合わせました。ノーマンがどのキャラクターを特に気に入ったのか、本当にグッズを持ち帰ったのか、写真からは答えは分かりません。しかし、ハードボイルドな男神が可愛いグッズ棚の前で数秒立ち止まるだけで、英日両方のユーザーが彼のために完全な新世界観を紡ぎ出してしまうのは確かなようです。

via: X @TheCinesthetic Yahoo! JAPAN