梶裕貴、AI時代の“救世主”と絶賛! ElevenLabsが導入する声紋認証技術「C2PA」が声優の権利を守る新時代へ


人気声優の梶裕貴さんが、AI音声技術を手がけるElevenLabs社の「VoiceCAPTCHA×C2PA」声紋ウォーターマーク技術を「我々が待ち望んでいた、声の尊厳を真に守ることができるシステムです」と絶賛し、大きな注目を集めています。

ディープフェイク技術の悪用が後を絶たず、声優の権利が脅かされる昨今、認証と偽造防止を組み合わせたこの声の保護技術は、エンタメ業界にとってまさに一筋の光と言えるでしょう。

梶さんは声明の中で、AIコンテンツへの対応において日本が諸外国に遅れをとっていると指摘。このまま有効な防御策がなければ、映像業界の創作環境が破壊されるだけでなく、表現者としての人間としての尊厳さえも奪われかねないと警鐘を鳴らします。

「我々はAIを『使う』ことだけでなく、『防ぐ』ことも学ばなければなりません。さもなければ、いつかその代償を払うことになるでしょう」と強調。ElevenLabsが開発したこの声紋認証とウォーターマーク技術によって、声に初めて「身分証明」が与えられ、声優やクリエイターの声が無断で盗用・改変されるのを防ぐことができると期待を寄せました。

「AIが敵になるかどうかは、我々の使い方次第。今、我々はついに声を護るための武器を手に入れたのです」と語りました。

梶さんが「救世主級」とまで評するこの技術を生み出したのは、AI音声合成の分野で世界をリードするElevenLabs社。2022年に設立されたニューヨークに本社を置く企業で、その企業価値は66億ドル(日本円にして約1兆円!)にものぼり、全世界で4000万人のユーザーと多くのフォーチュン500企業に利用されています。

ElevenLabsは厳格なセキュリティ体制で知られており、その中核技術「VoiceCAPTCHA」は声紋によって音声の真偽を証明します。さらに今回新たに導入された「C2PA」は、アドビやマイクロソフト、グーグルといった巨大IT企業が共同で推進する規格。改ざん防止機能を持つデジタル証明書(コンテンツクレデンシャル)を付与し、コンテンツがいつ、どのように生成・変更されたかを明確に記録します。

ElevenLabsのCEO、マティ・スタニシェフスキ氏は、「世界に誇る日本のアニメ・声優文化はかけがえのない宝です」とコメント。C2PAの導入は単なる技術的なアップデートに留まらず、日本のクリエイターコミュニティとの長期的な信頼関係を築くための重要な一歩であると述べました。

今年11月以降、ElevenLabsで生成されるすべての音声には自動的にこのデジタル署名が付与されるとのこと。これにより、声優やクリエイターの作品は、検証可能な「デジタルな出自」を初めて持つことになります。

この画期的な動きに対し、梶さんは「これは単なる技術ではなく、リスペクトであり、声の自主性を取り戻すための始まりです」と語り、AI時代における重要な転換点になるとの考えを示しました。


via: Oricon