ACGファンなら、イラストレーターの岸田メル先生の名前を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。繊細なタッチで知られる岸田先生は、『アトリエ』シリーズのアーランド三部作や、『神様のメモ帳』、『花咲くいろは』など、数々の人気作品のキャラクターデザインを手がけています。女装が趣味であることも公言しており、「美少女絵師」としてファンの間ではたびたび話題にのぼる存在です。
そんな岸田先生が先日、自身のX(旧Twitter)で一枚のイラストを公開。少女と馬が描かれたファンタジー風の作品なのですが、なぜか「背景の馬」が主役の少女を完全に食ってしまうほどの注目を集めています。あまりに精細で、気迫に満ちたこの馬のせいで、本来主役であるはずの女性キャラクターが霞んで見えると、ネット上で大きな話題を呼んでいるのです。

実はこのイラスト、『アトリエ』シリーズの20作目にあたる『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~』のパッケージ用に描かれたもの。しかし、当時のパッケージでこの馬の存在に気づいた人はほとんどいませんでした。
それもそのはず、岸田先生本人も投稿で「馬の存在感が強すぎたため、最終的に後処理で馬をほとんどカットせざるを得なかった」と告白。「視線が全部持っていかれる」と、当時の苦悩を明かしました。岸田先生、美少女だけでなく馬の描写も神レベルだったとは…!

▼ 実際のゲームパッケージでは、見事に馬がトリミングされています(笑)。
この投稿は瞬く間に1000万表示を突破し、ネットユーザーからは「主役は馬でしょw」「この馬、俺より存在感ある」「岸田先生ですらこの神馬には勝てなかったか」といった爆笑コメントが殺到。もちろん、「構図が素晴らしい」「筆致が繊細すぎる」「馬の毛の流れまで完璧」など、その画力を絶賛する声も多数寄せられています。

それにしても、この馬の存在感は本当に圧倒的。「言われなきゃ馬が主役だと思う」「隣の女の子はオマケかな?」といった声が続出するのも納得です。一体どうしてこうなったwww。
今回の投稿は、岸田先生の画力の高さが改めて話題になると同時に、「イラストの世界では、必ずしもキャラクターだけがスポットライトを浴びるわけではない。時には動物が主役を食ってしまうこともある」という事実を証明してくれました。イラストって、本当に奥が深いですね!