作家・谷川流先生による、ライトノベルの金字塔ともいえる『涼宮ハルヒ』シリーズ。多くのアニメ・ゲームファンにとって、この作品が“沼”にハマるきっかけだったのではないでしょうか。
そんな『涼宮ハルヒ』シリーズのアニメが2026年に放送20周年を迎えることを記念し、長年のファンへの感謝を込めた20周年企画「涼宮ハルヒの御礼」が始動!その記念すべき第1弾として、劇場版『涼宮春日の消失』が2026年2月6日(金)より2週間限定でリバイバル上映されることが発表されました。あわせて、新たに制作された予告映像も公開されています。

▼ 発表後、瞬く間にX(旧Twitter)でトレンド入りを果たしました。

劇場版『涼宮春日の消失』は、2010年2月6日に公開。当時は全国24館という小規模公開ながら、深夜アニメの劇場版としては異例の大ヒットを記録し、興行・評価ともに大きな話題を呼んだダークホース的作品です。
その卓越したアニメーション制作は、今見ても色褪せないクオリティを誇る傑作アニメ映画として知られています。

今回、20周年記念企画の幕開けとして、新宿バルト9ほか全国の劇場で再び本作が上映されます。前売券は2026年2月5日(木)まで販売中で、購入者特典として「オリジナルスマホ壁紙」や「ムビチケデジタルカード」が付属。ファンは再び、162分におよぶこの大作を劇場の大スクリーンで堪能できます。
原作者である谷川流先生からもコメントが寄せられています。
最初に「アニメ化します」と担当さんから聞いたのがいつだったか、もう記憶が曖昧ですが、初めて京都アニメーションさんへ伺ったのは2005年の早春だったと思います。『AIR』が放送中だったので、それは確かです。
その時は、偉い方々やスタッフさんたちに「よろしくお願いします」とご挨拶だけして退散するつもりだったのですが、間髪入れずに「で、どんなアニメにしましょうか?」と打ち合わせが始まり、僕も意見を求められたのには驚きました。
え、僕が決めていいの? と思いつつ、考えがなかったわけでもないので、開口一番「『憂鬱』一巻の内容だけでワンクールやりませんか?」と提案しました。個人的にあのラストシーンが好きで、あそこで終わるのが美しいと思ったからです。
しばし沈黙の後、スタッフさんから返ってきたのは「できなくはないですが、テンポが間延びして原作のスピード感が失われますね」という、ごもっともな意見でした。
そこで僕は「じゃあ、『憂鬱』の各エピソードの間に短編を挟んで、時系列をバラバラに放送するのはどうでしょう?」と提案しました。まるで『憂鬱』のラストを最終回に持ってくることに固執しているようですが、これはその場で思いついたアイデアでした。
数ヶ月後、湖畔の研修施設で行われたシリーズ構成会議では、その案が既定路線となっており、あとはどの短編をどこに入れるかという話し合いになっていました。もし放送順が「適当に並べた」と思っている方がいたら、それは違います。我々は頭が沸騰するほど真剣に、あの順番を考え抜いたのです。本当に。
二十年が経ち、今なおハルヒたちが動き、声を聞かせてくれるのは、ひとえに当時アニメ制作に関わってくださった全ての方々と、応援し続けてくれた視聴者の皆様のおかげです。改めて、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

まさかこれほどの年月を経て、再び劇場版『涼宮春日の消失』がスクリーンに帰ってくるとは…! 多くのファンにとって、これはまたとない貴重な機会となるでしょう。公式はアニメ20周年に向けてさらなる企画も予告しており、今後の展開からも目が離せませんね!
▼ 劇場版『涼宮春日の消失』リバイバル上映 新予告