「キムタク効果、恐るべし!」木村拓哉さん着用のワークマン980円フリース、まさかの10倍超え高額転売で物議

先日放送されたバラエティ番組『秋山ロケの地図』にゲスト出演した木村拓哉さん。そのロケで着用していたフリースジャケットが、今ネットで大きな話題を呼んでいます。なんと、あのキムタクが着ていたのが、驚くべきことに庶民の味方ワークマンの980円の商品だったのです! この衝撃の事実に、放送直後からワークマンの店舗には問い合わせが殺到し、商品は瞬く間に品薄状態に。フリマアプリなどでは悪質な高額転売も横行し、多くのファンが怒りの声を上げています。

実はこのジャケット、木村さん本人の私物というわけではなく、ロケ当日の寒さを見かねた乗馬クラブのスタッフが、防寒用として貸し出したものだったそうです。

とはいえ、あの木村さんが袖を通したとなれば話は別。番組放送後、SNSでは「980円が9800円に見えるマジック!」「一瞬パタゴニアかと思った」「キムタクが着るからカッコいいのは大前提だけど、このクオリティでこの値段はワークマンもヤバすぎ」といった声が溢れかえり、多くの人が店舗に駆けつける事態となりました。

ワークマンの広報担当者によると、「これまで全国で1日1000枚ほど売れていた商品でしたが、放送翌日からは1日3000枚と、売上が3倍に跳ね上がりました。追加生産の予定はなく、在庫限りとなります。すでに取り扱いのない店舗も多く、見つけられたらラッキーという状況です」とのこと。公式オンラインストアではすでに完売しており、現在は店頭在庫を探すしかないようです。

当然、買えなかった人たちはフリマアプリなどに流れます。案の定、大手フリマサイトでは「木村拓哉さん着用モデル」などと銘打たれた出品が多数出現。定価980円のジャケットが、瞬く間に10倍以上の価格で取引される異常事態となっています。

中には、あえて「ワークマン」というブランド名を隠し、「木村拓哉さん着用ジャケット」とのみ記載する悪質な出品者も。「キムタクが着ている=ハイブランドに違いない」というイメージを利用した転売ヤーのやり口に、多くのファンが憤りを隠せません。

この状況について、ワークマンの広報担当者は「いわゆる『キムタク効果』は30年以上も続く社会現象で、彼が身につけるものは常に注目の的です。しかし、ワークマンは『高品質な製品を、大量生産によって可能な限り価格を抑え、多くの人に届けたい』という理念を掲げています。それだけに、今回のような高額転売には怒りしかありません。ましてや、ブランド名を隠して販売するような行為は……」と、悔しさをにじませました。

ネット上でも「転売ヤーは何を考えてるんだ」と困惑する声が上がる一方で、「今の世の中、儲かるとなればすぐにこういう輩が湧いてくる」「本当に嘆かわしい」と、転売ヤーのモラルのなさを嘆く声が多く見られます。

もちろん、これを着たからといって誰もが木村拓哉さんになれるわけではありませんが、「キムタクが着れば売れる」という伝説が、令和の時代になっても健在であることを改めて証明する出来事となりました。