ライブでの「大声シンガロング」は迷惑行為? B'zのコンサートでの出来事をきっかけにネットで賛否両論

コンサートやライブに行くと、周りのお客さんが一緒に歌っている光景はよく見かけますよね。でも、もし隣や後ろの人が“終始”大声で歌っていたら、皆さんはどう思いますか?

先日、人気ロックユニット・B'zの東京ドーム公演に参加したあるファンが、SNSに投稿した内容が大きな波紋を呼んでいます。その投稿によると、公演中ずっと後ろの席の観客に「大声で熱唱」されてしまい、楽しみにしていたライブが悪夢に変わってしまったとのこと。この出来事をきっかけに、ネット上では「ライブで一緒に歌うのはアリかナシか」という大論争が巻き起こっています。

不満を投稿したファンによると、東京ドームでこのような「後ろの客の大熱唱」に遭遇したのは初めてだったそうで、悲しくて涙が出そうになったと綴っています。「私は稲葉浩志さん(ボーカル)の歌声を聴きに来たのに、なんで後ろの知らないおじさんの熱唱を強制的に聴かされなきゃいけないの?

投稿者は、アーティストが煽るようなコール&レスポンスや「合唱パート」はもちろんOKとした上で、曲のAメロBメロまで絶叫するのは全く別の話だと指摘。ライブの音響体験そのものを損なう行為だと訴えています。相手からは「ライブは楽しんだもん勝ちでしょ~」といった返答があったそうですが、その楽しみが周りの迷惑になっているのなら、少しは控えるのがマナーではないかと疑問を呈しています。

この投稿には多くのファンから「私も同じ経験ある!」といった共感の声が殺到。ライブ会場をまるでカラオケボックスかのように熱唱する人に遭遇した経験談が次々と寄せられました。中には「もう少し静かにしてもらえませんか?」と注意してもやめてもらえなかったという人もおり、「高いチケット代を払ったのに、気分を台無しにされて本当に悔しい」といった悲痛な叫びも上がっています。

コメント欄にはさらにヒートアップした意見も多く見られ、まるでアーティストを生演奏のカラオケ扱いしていると非難する声も。「私がお金を払ったのはアーティストの歌を聴くためであって、あなたのカラオケを聴くためじゃない」、「あなたの大声はパフォーマンスじゃなくて、ただの騒音」、「大声で歌いたいならカラオケに行け。ライブで他の人の邪魔をするな」など、厳しい意見が相次ぎました。

一方で、より寛容な意見を持つユーザーもいます。海外のライブでは観客が一緒に歌ったり踊ったりすることが奨励され、それが「アーティストへのリスペクト」と見なされる文化もあると指摘。対して日本では「静かに聴き入る、秩序を保つ」ことが重視される傾向があるとしつつも、ロックやヘヴィメタルのライブではモッシュやダイブといった激しい楽しみ方もあるため、結局はTPOによるとの考えです。

もちろん、主催者側から明確な禁止事項として挙げられていない以上、運が悪かったと諦めるしかないのかもしれません。

ネット上の意見を総合すると、多くの人は「一緒に歌う」こと自体は問題ないと考えているようです。重要なのは「TPO」と「声の大きさ」であり、どこからがマナー違反になるのか。この問題に明確な答えはありませんが、「周りの観客への配慮を忘れず、節度を持つべき」という意見が大多数を占めているように見受けられます。

ライブ好きの皆さんなら、一度は似たような経験があるかもしれませんね。画面の前の皆さんは、この問題についてどうお考えでしょうか?

via: togetter