CygamesがAI専門の子会社「Cygames AI Studio」を設立!クリエイターの可能性を拡げる狙いも、ファンからはAI活用に懸念の声

『ウマ娘 プリティーダービー』や『Shadowverse(シャドウバース)』シリーズなど、数々の大ヒットタイトルで知られる株式会社Cygamesが、1月9日に新子会社「Cygames AI Studio」の設立を発表しました。同社は、AIを活用した各種サービスやツールの開発・提供を専門に行うとのことです。

この新会社では、生成AIをはじめとする最先端技術と、Cygamesが長年ゲーム開発で培ってきたノウハウを融合。単なる業務効率化に留まらず、クリエイターが持つ創造性をさらに拡張・強化することを目指すとしています。

近年、生成AIは単なる作業効率化ツールにとどまらず、クリエイションそのものを支える重要な技術となりつつあります。Cygamesもこの潮流を受け、「安全・安心に利用できる」AI技術の研究と実用化を専門に行う組織として、Cygames AI Studioを設立したと説明しています。

今後は、自社AIモデルの研究開発から、制作現場で活用できるサービスやツールの提供までを一気通貫で手掛け、効率化の追求だけでなく、独自のクリエイティブサイクルを生み出す開発体制の構築を目指すとのこと。Cygamesがこれまで数々のタイトルで築き上げてきた開発体制を基盤に、AI Studioが新たなユーザー体験を創出していくことが期待されます。

しかし、この発表が公開されると、国内外のネットユーザーからは懸念の声が殺到。近年のクリエイティブ業界、特にゲーム業界におけるAIツールの活用については賛否両論があり、AIの導入に抵抗感を抱くファンも少なくありません。

公式X(旧Twitter)の投稿には、「CygamesまでもがAIに手を出すのか」「今後のコンテンツ制作が信頼できなくなる」といった、新会社の設立に不満を示すコメントが多数寄せられています。

Cygames側は、主な事業内容として「AI技術を活用したコンテンツ開発支援サービス・ツールの企画・開発・運営支援」や「コンテンツ開発・運営に必要なAI技術の研究・コンサルティング」などを挙げています。

とはいえ、実際に現場でどのようにAIが運用されるのか、その具体的な線引きはまだ不透明です。今後リリースされるゲームの内容に、ファンの抱く懸念が反映されるのかどうか、その動向を注意深く見守る必要がありそうです。