ブルーレイディスク(BD)の普及を牽引してきたソニーが、このたび、ブルーレイレコーダー全機種の出荷停止を正式に発表しました。2月以降、順次供給を終了し、後継機種も投入しないとのこと。かつて自らが強力に推進したブルーレイ録画市場から、ソニーが完全に撤退することを意味します。
このニュースが報じられるやいなや、日本のSNSでは瞬く間に大きな話題に。長年レコーダーで番組を保存してきたユーザーからは「衝撃がデカすぎる」との声が続出。「ディスク保存」の時代が本当に終わってしまうのかと、悲嘆に暮れる声が上がっています。

とはいえ、今回ソニーが生産を終了するのは「ブルーレイレコーダー」であり、ブルーレイプレーヤーではありません。しかし、日本の多くの人々にとって、テレビ番組を録画して保存する文化は生活の一部。今回の発表は、まさに「青天の霹靂」と言えるでしょう。
実は、別の日本ブランドであるレグザも、今年1月に「レグザブルーレイ」全シリーズの生産終了を発表済み。日本の家電市場が「録画対応ディスク機器」の分野から徐々に撤退している現状が浮き彫りになっています。
▼ ソニー公式サイトの告知

ニュースが広まると、一部のネットユーザーからは「ブルーレイ再生機器やディスク自体も消えるのか?」と誤解する声も上がりました。しかし、これに対し別のユーザーが「今回はあくまで『ディスクに書き込み可能なレコーダー』の生産終了だ」と冷静に説明。映画やアニメなどのブルーレイソフトは引き続き販売され、プレーヤーやPlayStationシリーズ本体での再生機能も健在であることを強調しました。

とはいえ、長年レコーダーで番組を保存してきた層にとっては、やはり衝撃は小さくありません。特にアニメファン、アイドルファン、ドラマコレクターといった層からは、SNS上で不満や不安の声が相次いでいます。
あるユーザーは「頼むから『ディスクに録画して保存』という文化だけは残してくれ、オタクにとっては命綱なんだ。」と切実な思いを吐露。また、「ストリーミング配信はいつ消えるかわからない。物理ディスクこそが、真に手元に残せる保存方法だ」と指摘する声も。さらに、「今後は外付けHDD録画に頼るしかないのか。でも、すべてのテレビが対応しているわけじゃないし、操作性やCMスキップ機能にも制限がある」と、今後の録画環境への懸念も示されました。

全体的に見れば、今回のソニーによるブルーレイレコーダー生産終了は、「録画可能な物理メディア」の終焉を象徴するものであり、ブルーレイフォーマットそのものの終わりではありません。
再生機器や物理映像ソフトは短期的には存続するものの、物理ディスクが衰退の一途をたどっているのは事実。特にネット配信の台頭により、今後は「コレクターズアイテム」としての側面が強まっていくのかもしれません。
via: togetter