「ファミコン」の愛称で親しまれた任天堂のファミリーコンピュータ。今なお復刻版が発売されるなど、その人気は衰えを知りません。当時夢中になった世代にとっては、まさに青春そのもの。遊んだ記憶がよみがえるという方も多いのではないでしょうか。
そんな中、X(旧Twitter)ユーザーのゆうすけ(@yu5ukejbk)さんが、プラ板を使い「指先サイズ」の超精巧なミニチュアファミコンを自作し、その神がかったディテールが話題を呼んでいます。

ゆうすけさんは「初代ファミコンできました プラ板製です カセットはどれにしようかな」というコメントと共に作品を投稿。写真を見ると、本体の溝はもちろん、コントローラーの細部まで見事に再現されており、その精巧さにはただただ驚かされます。
しかもこれ、文房具店などでも手に入るごく普通のプラ板を、少しずつ手作業で削り出して作られているというから二度びっくり。その繊細な技術には脱帽です。
実はこのミニチュアファミコン、現在制作中だという特撮作品『ウルトラマン』に登場する怪獣ピグモンのジオラマに合わせるための小道具なのだとか。鉛筆で描かれた設計図も公開されています。

サイズは長さ約1.7cm、幅約1.2cmで、ドールハウスなどで一般的な1/12スケールに近いとのこと。製作方法も非常にストイックで、1mm厚と0.5mm厚のプラ板を積層し、少しずつ削ってはまたプラ板を盛って形を整えるという、気の遠くなるような緻密な作業の繰り返し。毎日約2時間ずつ作業して、完成までにおよそ1週間を要したそうです。


この作品で特にグッとくるのが、コントローラーが「四角ボタン」の初期型になっている点です。ファミコンのコントローラーといえば丸ボタンのイメージが強いですが、ゆうすけさん曰く、小学1年生の時に初めて触れたのがこの初期型だったそうで、壊れやすいけど思い出深い「四角ボタン」をあえて再現したとのこと。

▼ ファミコンのコントローラーには、実は丸ボタンと四角ボタンのバージョン違いが存在します。

今後は本体にカセットを1本差すだけでなく、横に数本積んでおくなどして、より「生活感」のある演出を目指す予定だそうです。コントローラーのケーブルは、ジオラマ全体の配置が決まってから制作して取り付けるとのこと。
身近なプラ板という素材から、これほど精巧でノスタルジックなファミコンを生み出すとは…! ジオラマの小道具として置かれたら、昭和レトロな雰囲気を一気に高めてくれること間違いなしですね。
via: X帳戶ゆうすけ