「推し活」の一環として、お気に入りのキャラクターのぬいぐるみ(推しぬい)と一緒にお出かけしたり、カバンに付けて楽しむ「ぬい活」がすっかり定着しました。様々な作品から公式のぬいぐるみが登場し、多くのファンがコレクションしています。
そんな中、日本のX(旧Twitter)で、ぬいぐるみを沸騰したお湯の中に投入し、「水煮」にするという衝撃的な動画が拡散され、大きな話題を呼んでいます。あまりにシュールな光景に、多くのネットユーザーが騒然。「一体何が起きているんだ…」「日本人の奇行の中でもトップクラスに意味不明」といった困惑の声が殺到しましたが、投稿主がその理由を明かすと、事態は一変。「なるほど!」と納得の声が広がりました。

話題のポストを投稿した「不知火」さんによると、帰宅後の深夜にぬいぐるみの処理を行い、水を替えながら約20分間も煮沸したとのこと。煮沸によってぬいぐるみの見た目が少し崩れてしまったため、この後「ヘアセット(?)をしてあげる」とも付け加えています。
この投稿に、多くのネットユーザーはますます混乱。「え、煮込み料理…?」「天ぷらかと思ったwww」「闇サイトの動画か何か?」「どう見ても具材を煮込んでる光景」など、困惑とツッコミのコメントが殺到。その光景はあまりにシュールで、一部では「人生で見た中で最も理解不能な映像」とまで言われるほどでした。


中には「最近は逆方向の虐待が流行ってるのか…」と心配する声も上がりました。

こうした大量の疑問の声に対し、投稿主の「不知火」さんは後日その理由を説明。実は、購入した中国製のぬいぐるみに、昨今問題になっているトコジラミ(南京虫)が潜んでいる可能性を懸念しての行動だったと明かしました。トコジラミは成虫だけでなく、幼虫や卵が布製品の内部に潜んでいることがあるため、徹底的な対策が必要だったとのこと。最初の投稿では説明を省略してしまったため、意味不明な動画に見えてしまい申し訳ないと謝罪しました。

トコジラミは成虫・卵ともに80℃以上のお湯でほぼ瞬時に死滅させることができるため、熱湯での煮沸は、非常に低コストかつ効果的な駆除方法の一つ。不知火さんは、ぬいぐるみを購入した際には、安心のために同様の処置をすることを推奨しています。
この理由が明らかになると、ネット上の雰囲気は一変。困惑の声は納得の声に変わりましたが、コメント欄は相変わらずユーモアに溢れていました。「なるほど消毒か、てっきりお料理かと」「じっくりコトコト煮込んでる(違)」「ちょっと可哀想だけど笑ってしまうw」


この「水煮」派の他にも、「ぬいぐるみをビニール袋に入れて冷凍庫で1週間ほど凍らせる」という対策を共有するユーザーも現れました。高温処理が難しい場合には、「冷凍」も有効な手段の一つですが、効果が出るまでに時間がかかるようです。

最初はただの奇妙な動画として拡散された「水煮ぬいぐるみ」事件。その裏には、大切な「推し」を害虫から守るための、切実な理由が隠されていました。これが合理的な対策なのか、それともやりすぎなのか…判断は皆さんにお任せします。