BANDAI SPIRITS ホビーディビジョンが運営するガンプラ公式ファンコミュニティアプリ『BUILDERS NOTE』(ビルダーズノート)にて、5月12日より新企画「ガンプラ再販会議」がスタートすることが発表されました。
この新制度は、ガンプラファンの声を再販の検討に直接反映させることが目的。「今、本当に作られているキットは何か」をより正確に把握し、本当に組み立てたいと願うファンの手元にガンプラを届けることを目指すとのことです。
今回の「ガンプラ再販会議」最大の特徴は、実際に模型を組んでいるプレイヤーの意見をより重視する点です。公式はテーマごとに、再販候補商品を選出するための「選抜総選挙」を毎月1回開催。プレイヤーは自分が「作りたいキット」に投票できます。投票に必要な票券は、アプリ内での日々の製作記録の投稿や、指定ミッションの達成、コミュニティでの交流といった活動を通じて入手可能です。
つまり、普段から作品を共有し、熱心にコミュニティに参加しているプレイヤーほど、その意見が再販を検討する上での重要な参考情報となりやすい仕組みです。「ガンプラ再販会議」は、春・夏・秋・冬の年4回の開催が予定されています。

投票によって再販が決定したガンプラは、一般販売に加えて、『BUILDERS NOTE』アプリ内でも抽選販売が実施されます。
さらに、このシステムにはユニークな仕組みが導入されています。特定のキットに多くの票を投じるほど、そのキットの抽選販売における当選確率がアップするのです。これは、公式が「本当に欲しい人」を優先的に考慮し、転売ヤーによる買い占めを抑制したいという狙いがうかがえます。投票から抽選販売の申し込みまで、すべてがアプリ内で完結します。



▼ 公式が公開した「ガンプラ再販会議」の概要紹介動画
しかし、この企画の発表後、ネット上では「問題は再販そのものではなく、そもそも買えないこと」「この仕組みでも結局買えるとは限らない」といった声も少なくありません。

また、「アプリ会員の投票に偏ると、人気作品の機体に投票が集中してしまい、かえって再販の幅が狭まるのではないか」と懸念する意見も見られます。

「バンダイの再販生産能力が追いついていないのが根本的な問題」「結局買えない状況は変わらないのでは」といった指摘も。さらに、この「ガンプラ再販会議」が一部の投票権を持つユーザーだけを優遇するだけで、結局は竜頭蛇尾に終わり、長期的な改善には繋がらないのではないか、という厳しい見方もあります。

一方で、「本当に組んでいるプレイヤーの意見が反映されるのは良いことだ」と、この試みを歓迎する声も上がっています。

このように、賛否両論を巻き起こしている今回の新企画。果たして、本当に欲しいと願うファンの声に応え、再販システムをより良いものにできるのか、今後の動向に注目が集まります。
via: BUILDERS NOTE