X(旧Twitter)で、とある医師の投稿が大きな話題を呼んでいます。休日に訪れた銭湯で、心臓外科医ならではの鋭い観察眼が、一人の男性を危機から救ったというのです。
投稿主は心臓外科医の「Dr. カブ(@UPto2Date)」さん。先日、休日に大型の公衆浴場、いわゆる“スーパー銭湯”でリラックスしていたところ、思わぬ場面に遭遇したそうです。
Dr. カブさんが「電気風呂」の近くにいたとき、ふと隣の男性の左胸に、手術で縫合したようなハッキリとした傷跡があることに気づきました。職業柄、その傷がペースメーカーの植え込み手術によるものではないかと、瞬時にピンと来たといいます。これは一刻を争う事態かもしれない――! Dr. カブさんは、お互い裸という状況も気にせず、すぐに男性に声をかけ、電気風呂から出るよう促しました。
この投稿には多くの反響が寄せられ、「最近のペースメーカーは性能が上がっているから大丈夫かもしれないけど、古い機種だったら意識を失って浮かんじゃうところだったかも…」といった声も。
これに対しDr. カブさんは、どの機種を使っているかまではその場では判断できないため、まずは安全を優先して声をかけたと説明。いきなり裸の男性にそんなことを言われたら誰だって戸惑いますが、事情を説明したところ、相手の方もすぐに理解してくれたそうです。よかった!
ご存じの方も多いと思いますが、電気風呂はピリピリとした電流で筋肉を刺激し、マッサージやリラックス効果が期待できるお風呂です。しかし、心臓ペースメーカーを使用している方にとっては、その電流が機器の正常な作動を妨げ、深刻な事態を引き起こす可能性があるのです。
この迅速で的確な判断には、ネット上から「公衆浴場にスーパーヒーロー現る!」「まさに命の恩人」「休日でも医療者の本能が働くの、カッコよすぎます」と、称賛の声が殺到しました。また、「ペースメーカーの人が電気風呂に入れないなんて知らなかった」というコメントも多く、この一件で危険性を知った人も少なくないようです。
もしDr. カブさんが声をかけていなければ、電流がペースメーカーの作動に影響し、取り返しのつかない事態になっていたかもしれません。まさにプロの慧眼が救った命と言えるでしょう。
