カプコン決算発表、『バイオハザード9』が絶好調の一方で『モンハン ワイルズ』は苦戦か?『ライズ』をも下回る結果に

ゲーム大手のカプコンは5月13日、2026年3月期の決算資料を公開しました。今期最も売れたタイトルは、発売後から高い評価を得ている『バイオハザード9 レクイエム』となりました。

しかし、ゲーマーたちを驚かせたのは、昨年リリースされた『モンスターハンターワイルズ』の販売状況です。なんと、前作である『モンスターハンターライズ』の売上すら下回るという結果に。市場での人気に陰りが見え始めている現実が浮き彫りになりました。

とはいえ、カプコン全体としては好調そのもの。なんと13期連続での増益を達成しており、営業利益などを含め過去最高を更新。カプコンのビジネスが絶好調であることがうかがえます。

特に今期(2026年3月期)は、この5年間で最も高い販売利益を記録しました。この好業績を牽引したのは、言うまでもなく『バイオハザード9 レクイエム』の爆発的なヒットです。

2026年3月期の販売本数ランキングを見てみると、その勢いは一目瞭然です。当期に発売された『バイオハザード9 レクイエム』が破竹の勢いでトップに立ち、『バイオハザード RE:4』や『バイオハザード ヴィレッジ』といったシリーズ作品も続き、なんとトップ5を『バイオハザード』シリーズが独占する結果となりました。

その後を『デビル メイ クライ 5』と『ストリートファイター6』が追い、『モンスターハンター』シリーズでは『ライズ』と『ライズ:サンブレイク』が上位にランクイン。一方、昨年発売の『ワイルズ』は、残念ながらランキング下位に甘んじています。

もちろん、カプコンの戦略の柱が『バイオハザード』、『モンスターハンター』、『ストリートファイター』の3大IPであることに変わりはありません。これらは同社で最も売れているシリーズです。

過去10年間のロングセラータイトルの累計販売本数を見ても、長年にわたって安定して数字を積み上げる、その驚異的な販売力をうかがい知ることができます。

さらに、今年4月にリリースされた話題作『プラグマタ』も、早くも販売本数200万本を突破しており、来期以降も安定したゲーム開発と収益が期待されます。カプコンブランドの盤石な収益力を改めて見せつける形となりました。

via: CAPCOM