キアヌ・リーブスが、川村真司監督が長年温めてきた長編ストップモーションアニメ映画『HIDARI 左甚五郎』に主演声優として参加することが決定しました。この情報は、カンヌで開催されたアヌシー・アニメーション・ショーケースで日曜午前に発表され、大ヒットしたストップモーションアニメ短編から発展した本企画に、再び熱い視線が注がれています。

『HIDARI 左甚五郎』は、江戸時代の伝説的な職人「左甚五郎」の人生からインスピレーションを得た作品です。2023年にYouTubeで公開された原作短編は、累計再生回数が500万回近くに達するほどの人気ぶりを見せています。
長編版では、短編の持ち味であるアクション性と手作りの質感を踏襲。甚五郎が裏切りに遭い、父親のような存在や婚約者を失い、さらには右腕まで奪われた悲しみから、復讐の炎を燃やす姿が描かれます。彼は卓越した木工技術を駆使し、次々と恐るべき機械義手を制作。忠実な相棒「眠り猫」と共に、正義と自己救済を求める旅に出ます。
キアヌ・リーブスは、『HIDARI 左甚五郎』のクリエイティブなビジョンに胸を躍らせているとコメント。コンセプト検証用の短編から完成された脚本に至るまで、チームは「本当に並外れた」作品を創り上げてきたと絶賛しました。この映画には傑作となる可能性が秘められていると確信しており、その一員として、この特別な物語を世界中の観客に届けられることを楽しみにしているとのことです。

一方、川村真司監督は、キアヌ・リーブスとのコラボレーションに「非常に興奮している」と語りました。キアヌは『HIDARI 左甚五郎』に声優として参加するだけでなく、チームと共にこの世界観を形作り、さらに広げてくれる存在だと期待を寄せています。川村監督はこれまで、広告、ミュージックビデオ、大規模な展示空間デザインなど多岐にわたる作品を手がけ、アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞など、国際的な評価も獲得しています。
via: Deadline