『エイリアン5』頓挫事件が再燃か? リドリー・スコットが『エイリアン』シリーズ復帰を望み、若手監督2人を遠ざける

(画像:20世紀スタジオ)

公開前から続編の製作が進行していた『エイリアン:ロムルス』(Alien: Romulus)が、最近どうやら難航しているようだ。その原因は、シリーズの生みの親であるリドリー・スコット監督自身にあるという。映画業界の最新情報を頻繁にリークしているポッドキャスト番組『The Hot Mic』によると、『エイリアン:ロムルス』の監督フェデ・アルバレスが第2作の監督を続投しない本当の理由は、彼自身が語っていた「監督を常に交代させる」というシリーズの伝統に従うためではなく、プロデューサーを務めるスコットとの間で創作上の意見の相違があったからだという。

伝えられるところによると、アルバレスは第2作に前日譚シリーズのアンドロイドの主人公「デヴィッド」を登場させたいと考えていたが、スコットはこれに同意しなかった。スコットにはデヴィッドに関して別の計画があり、彼自身が前日譚シリーズの監督に復帰する可能性も排除していないため、デヴィッドの登場は彼自身の手で実現させたいと考えているようだ。

(画像:20世紀スタジオ)

スコットが『エイリアン』シリーズで新たなストーリーラインを切り開こうとする後輩監督を阻むのは、今回が初めてではない。彼は数年前にも、監修の権限を行使して、『第9地区』の監督ニール・ブロムカンプが企画していた『エイリアン5』の製作を中止させている。この企画は、厳密には『エイリアン2』の直接的な続編として構想され、『エイリアン3』と『エイリアン4』の存在を否定する、いわば新たな『エイリアン3』として企画されていたものだ。当時、続投を予定していたシガニー・ウィーバーもこの事実を認めている

(画像:20世紀スタジオ)

さらに、著名な映画ジャーナリストであるジェフ・スナイダーは本日、自身の有料ブログ『The InSneider』で、今年7月に公開される『死霊のはらわた ライジング』の監督セバスチャン・ヴァニチェクが『ロムルス2』(『エイリアン:ロムルス』の続編)の監督を引き継ぐ交渉を進めていたものの、最終的に交渉は決裂したと報じている。 しかし、ヴァニチェクは今後も『ロムルス2』の配給元である20世紀スタジオと協力し、他のプロジェクトを開発していく予定だという。


via: The Hot Mic The InSneider