『機動戦士ガンダム』シリーズの完全新作アニメーション『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』(読み:アレックス・ゼロ)の制作が発表されました。2027年に展開予定です。
発表にあわせてティザーPVとキービジュアルが公開。本作の監督・シリーズ構成は神山健治氏が、主人公のアズミ・レイ役は大塚剛央さんが担当します。

本作は、先日アメリカのサンディエゴ・コミコン(SDCC)にて発表されたシリーズ最新作で、今年6月の「Summer Game Fest」で発表されたゲーム『GUNDAM ROGUE ORBIT』と世界観を共有。2作品で新たなクロスメディアプロジェクト「RG Project」を構成します。

「RG Project」は、アニメとゲームが連動する新しい形の『機動戦士ガンダム』プロジェクトです。アニメとゲームは同じ世界・歴史を舞台としながらも、異なる立場や時間軸から物語が描かれ、それぞれの語り口でひとつの歴史を紡いでいきます。
本プロジェクトでは、これまでの『ガンダム』シリーズとは異なるアプローチで、「なぜガンダムは必要なのか?」という根源的なテーマを再定義。監督の神山健治氏と、SF考証として参加する小説家の円城塔氏がタッグを組み、新たな世界設定を構築。アニメとゲームが、それぞれ異なる視点から同じ世界を描き出します。
アニメは前日譚として、ゲームの物語から約100年前の時代を描き、世界の始まりを解き明かします。一方、ゲームはアニメの後の時代を舞台に、プレイヤー自身が歴史に介入。すでに起きた出来事の先で新たな選択を行い、「世界に介入する」感覚を体験できるとのこと。
アニメで「物語を観る」体験を、ゲームで「世界に入り、歴史を変える」体験を提供することで、プレイヤーと視聴者がそれぞれの時間軸からスタートし、ひとつの世界史をともに作り上げていくことを目指しているとのことです。

『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』の舞台は、人類の文明がかつてない繁栄を極めた未来。人類は太陽系外から「三大福音」と呼ばれる3つの技術を手に入れていました。
重力制御
超光速通信
映像を実体化させる「マテリアライズ」技術
この3つのブレイクスルーにより、人類はその版図を太陽系全域へと拡大させます。
しかし、これらの技術をもたらした恒星間航行物体は、発見から10年も経たずに突如暴走。攻撃性を持つ自己増殖生命システムを産み出し始めます。人類はこの未知の生態系を――「アポカリプス」と呼称。3ヶ月に及ぶ激しい攻防の末、戦線は地球の衛星軌道上で膠着。人類は地球圏の放棄を余儀なくされ、この年をA.A.(アフター・アポカリプス)元年と定めました。
時は流れA.A.45年。月やスペースコロニーで生まれた新世代にとって、「アポカリプス」はすでに日常の一部となっていました。そんな時代に、月で暮らすひとりの少年――アズミ・レイが、静かに目を覚まします。








本作の主人公アズミ・レイと、主役機であるガンダムZEROの情報も公開されました。
▼ 主人公:アズミ・レイ
「アポカリプス」の襲来によって両親を失った戦災孤児。ガンダムZEROの専属パイロット。

▼ 主役機:ガンダムZERO(Gundam ZERO)
対アポカリプス用に開発された最新鋭の実験機。「ガンダム・タイプ」と呼ばれる新世代のMS。

▼ 未知の脅威:アポカリプス
太陽系外から飛来した、恒星間航行能力を持つ物体から分離・増殖したケイ素生命体。

▼ 監督/シリーズ構成 神山健治氏 コメント
「宇宙世紀でも西暦でもない、全く新しい時間軸の『ガンダム』を作ってほしい」というお話をいただいた時、僕の頭の中は疑問符でいっぱいになりました。地球連邦もジオンもいない世界で、新たな勢力はどう設定すればいいのか? ニュータイプの概念は? ミノフスキー粒子は? そして、戦争はどこへ行ってしまったのか?
いったい何が『ガンダム』を『ガンダム』たらしめているのか、自問自答を繰り返す日々は、正直楽なものではありませんでした。でもある時、ふと思ったんです。「令和の時代に、大好きな『ガンダム』をゼロから作れるなんて、最高じゃないか!」と。
そんな気持ちで創作を続けていたら、いつの間にか、とても面白い『ガンダム』が生まれました。それが、この『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』です。

▼ 『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』ティザーPV
STAFF
企画:サンライズ
原作:矢立 肇、富野由悠季
監督/シリーズ構成:神山健治
SF考証:円城塔
ガンダムデザイン:清水栄一
キャラクターデザイン原案:STATO
キャラクターデザイン/総作画監督:高須美野子
音楽:椎名 豪
アニメーション制作:SOLA DIGITAL ARTS(『Lazarus ラザロ』、『ニワトリ・ファイター』、『攻殻機動隊 SAC_2045』シリーズなどを制作)
製作:バンダイナムコフィルムワークス
via: gundam official