『聖闘士星矢』や『B'T X』といった数々のヒット作で知られる漫画家・車田正美先生(72歳)が、東京地方裁判所に提訴したことが明らかになりました。訴えの内容は、かつて会社の経理を担当していた男性マネージャーらが、無断で会社口座から送金したり、ライセンス料を着服したりした疑いがあるというもの。これにより、車田先生側は約46億8000万円もの損害を被ったとして、賠償を求めています。

この訴訟は、車田先生ご本人が東京地裁に起こしたもの。訴状などによると、車田先生側は、過去に財務を担当していた男性マネージャーらが、2018年頃からの約6年間にわたり、会社の銀行口座から無断で送金を行ったり、作品のライセンス料などを着服したりした疑いがあると主張。その結果、車田先生側は合計で46億8000万円を超える損害を被ったとしています。

車田先生は「自分の利益のためなら、かつて信頼していた人間を平気で裏切れるのかと思うと、人間の性(さが)にどうしようもなく、本当に心が冷え切ってしまいます」とコメント。長年連れ添ったパートナーを信じ、経理関係は基本的に任せきりで自身はノータッチだったため、今回の事態を知った際は相当なショックを受けられたとのことです。

なお、車田先生側はすでに約18億円の返還を受けているため、その分を差し引いた上で、被告の男性らに対し28億円を超える賠償を求めているとのこと。
本件は現在、東京地方裁判所での訴訟手続きが進行中。今後、裁判所にて関連する資金の流れや双方の主張がさらに審理されることになります。
via: TBS NEWS DIG