歌手milet、昨年「うつ病」と診断され4ヶ月活動休止を告白 当時の心境は「心身ともに限界だった」

2019年にシングル『inside you』でデビューし、唯一無二の歌声と、流暢な日英バイリンガルでの歌唱スタイルで瞬く間に人気を集めたアーティスト、miletさん。2021年には東京オリンピック閉会式で歌唱し、『王様ランキング』『葬送のフリーレン』『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』など、数々の人気アニメ主題歌も担当しています。
そんなmiletさんが、15日に放送された日本テレビの音楽番組『夜の音 -TOKYO MIDNIGHT MUSIC-』で、2025年に活動を休止した理由を明かしました。休養の理由がうつ病と診断されたためだったと告白し、活動を休止せざるを得なかったと語っています。

番組では、miletさんが2025年4月1日に突然の活動休止を発表し、当時は休養が必要とだけ説明されていましたが、4ヶ月の休養を経て、同年8月に復帰した経緯が紹介されました。
活動休止を決断した理由について問われると、自身の体調に異変があったことを明かしました。「デビューして5、6年、がむしゃらに突っ走ってきて、立ち止まって振り返ることもなく、ひたすら曲を書いて歌い続けていました。でも、休養に入る1年くらい前から、だんだん体が動かなくなっていったんです。
そして、正直な胸の内を語りました。「病院に行ったら、うつ病だと診断されました。まさか自分がうつ病になるなんて、と当時は思いましたね。症状の一つとして体が動かなくなることがあると聞いていましたが、本当に言葉も出にくくなり、ベッドから起き上がることすらできない状態になってしまって……」
その状態では、出演を熱望していた音楽フェスにも参加できなかったと明かしています。「心身ともに限界を迎えてしまい、チームで『一度休んだ方がいい』という話になり、活動を休止して、しばらくお休みをいただくことになりました。
▼ 2025年にmiletさんが投稿した活動休止に関するポスト。


miletさんは、活動休止に至るまでの経緯も語ってくれました。チームで活動しているものの、制作や演出にも深く関わるタイプだと語るmiletさん。「周りのスタッフさんと一緒に作り上げていくのが大好きで、本当に楽しかったんです」
しかし、その一方でこんな本音も。「でも、ステージに立つと、やっぱり自分は一人なんだなって感じるんです。『一人で歌わなきゃいけない』って強く意識してしまって。無意識のうちに、プレッシャーを感じていたのかもしれません

活動休止期間について語るmiletさんは、不安な気持ちが大きかったと振り返ります。「その間、同期のアーティストが次々と新曲を出して、中には大ヒットしたり、バズったりする人もいて、『私、このままで大丈夫なのかな?』って思っていましたね。
当時の心境をこう語ります。「歌いたいのに、新曲を出せないから立ち止まるしかない。歌いたいのに歌えない、そんな『どうしたらいいんだろう』っていう葛藤が、当時はすごく強かったんです」

わずか4ヶ月という短い休養期間でしたが、現代社会において、うつ病は多くの人が直面する問題です。しかし、miletさんが心身の状態を整え、再びステージに戻ってきてくれたことは、ファンにとっては、何よりの喜びでしょう。

via: X@milet(ミレイ)