背部ウェポン・コンテナへの収納ギミックを再現!『ROBOT魂 <SIDE MS> RX-79(G) 陸戦型ガンダム ver. A.N.I.M.E.』撮り下ろしレビュー

名作OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』は、よりリアルなミリタリーテイストで『機動戦士ガンダム』本編とは異なる「一年戦争」の地上戦を描いた作品です。敵対する陣営の男女が惹かれ合い、当初は反目しあっていた小隊の仲間たちが信頼を育んでいくドラマは高い評価を受け、公開から25年以上経った今なお、『ガンダム』入門作の傑作として語り継がれています。そして2021年、BANDAI SPIRITSのTAMASHII NATIONSブランドが展開する人気アクションフィギュア『ROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.』シリーズに、待望の『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』が登場。劇中の名シーンを追体験できるアイテムの数々に、期待が高まります!

本稿では、そのシリーズ第一弾として2021年12月25日に発売された「ROBOT魂 <SIDE MS> RX-79(G) 陸戦型ガンダム ver. A.N.I.M.E.」を撮り下ろしレビュー。ver. A.N.I.M.E.シリーズの真骨頂である「劇中の力強いプロポーションと高密度なディテールの両立」そして「最新の可動ギミックによるアクションシーンの再現性」が、この陸戦型ガンダムでどのように表現されているのか、早速見ていきましょう!

▼ パッケージデザインです。

▼ 商品内容は本体に加え、交換用手首左右各4種、手首格納デッキ、ウェポン・コンテナ、100mmマシンガン、180mmキャノン、ショート・シールド、各種エフェクト一式、機体マーキングシールなど、豊富なオプションパーツが付属します。

RX-79(G) 陸戦型ガンダムは、「ファーストガンダム」こと「RX-78-2 ガンダム」に酷似したシルエットを持ちますが、設定上はRX-78シリーズの規格外余剰パーツを用いて製造された陸戦用MSです。装甲材にはRX-78-2と同じルナ・チタニウム合金が採用され、ジェネレーターも同等の出力を誇るなど、地上戦に限定すればほぼ同等の性能を発揮します。劇中では主人公シロー・アマダが所属する第08MS小隊をはじめ、第04、第06小隊に配備されました。

▼「ROBOT魂 <SIDE MS> RX-79(G) 陸戦型ガンダム ver. A.N.I.M.E.」は、大河原邦男氏が描いた設定画のイメージを忠実に再現。マッシブで洗練された装甲フォルムや、特徴的な幅広の足裏に至るまで、劇中の姿を追求しています。

▼ 頭部メインカメラのメタリックグリーンや機体マーキングを除き、大部分は成形色でカラーリングを再現。装甲のメインカラーにはマットな質感のオフホワイトが採用されており、重厚なフォルムと相まってプラスチック特有の軽さを感じさせず、確かな重量感を演出しています。

▼ 細部をじっくり見ると、陸戦型ガンダムの装甲がファーストガンダムのようなシンメトリーなデザインではなく、より実戦的な機構が盛り込まれていることがわかります。例えば、非対称の胸部は右側が排気ダクト、左側がバルカン砲とマルチランチャー。肩アーマー上部には吊り下げ用のフックが設けられ、両膝には跪射(ひざだちうち)時の接地性を高めるスパイクを装備。さらに、ふくらはぎ側面にはビーム・サーベルのグリップが格納されています。本作ではこれらのディテールが徹底的に再現されています。

▼ 首の可動はこれまでのガンダム系アイテムと同等で、基本的な上下左右への可動が可能です。

▼ 胸部パーツは巧みに分割されており、左右のブロックが前方へ水平にスイング。これにより腕部の可動域が広がり、より自然なポージングが可能になります。

▼ 肩関節は引き出し式機構を採用。独立して前後スイング、上方への引き上げが可能です。

▼ 肩関節の上部には小さな分割パーツが設けられており、関節の動きに連動して可動することで、可動範囲をさらに拡大させています。

▼ 肘関節は深く曲げることができ、ほぼ肩アーマーに接触するほどの可動域を誇ります。

▼ 腰部はボールジョイント接続で、各方向へ柔軟に可動します。

▼ 脚部の各関節も良好な可動性を確保。特に足首はパーツ分割により大きく展開でき、跪射ポーズをより自然に決めることができます。

続いて、多彩な武装と付属品をご紹介します。劇中の陸戦型ガンダムは、ジャングル、砂漠、市街地といったあらゆる地形で戦闘を繰り広げました。その高い対応力は、機体性能だけでなく、戦況に応じた武装の選択肢の広さにも支えられています。本アイテムには、ビーム・ライフル、100mmマシンガン、ビーム・サーベル、シールドといった基本装備に加え、背部のウェポン・コンテナに格納可能な各種弾薬や180mmキャノンが付属し、近・中・遠距離のあらゆる戦闘シチュエーションに対応できます。

▼ まずは近接戦闘用の「ビーム・サーベル」。前述の通り、サーベル・グリップはふくらはぎ内部に収納可能。エフェクトパーツは通常、大型、湾曲の3種類が付属し、躍動感あふれる斬撃シーンを演出できます!

▼ 続いて、中・遠距離戦闘で活躍する100mmマシンガン、180mmキャノン、ショート・シールドです。

▼ 2種類の火器はどちらもマガジンの着脱が可能で、弾倉交換シーンを再現して楽しめます。

▼ ショート・シールドには、第08MS小隊を示す「08」のナンバーがマーキングされています。

▼ 100mmマシンガンは、メタリックな塗装と精密なディテールが施されています。広い可動域と組み合わせることで、クールな射撃シーンが思いのままです。

▼ 陸戦型ガンダム最大の特徴といえば、背面にマウントされた白いウェポン・コンテナです。このコンテナにより、巨大な180mmキャノンや各種弾薬を携行し、戦場で補給や換装を行うことが可能になります。今回のROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.では、背部ラックの展開機構、コンテナ本体の展開ギミック、そしてコンテナ内部のディテールに至るまで、設定を徹底的に再現しています。

▼ 迫力満点の180mmキャノンも、設定通り分解状態を完全再現。6つのパーツに分解し、専用のラックを用いてウェポン・コンテナへ完全に収納することが可能です。

▼ 組み立てた状態のキャノンは、ディテールも素晴らしく、そのサイズ感は圧巻の一言です!

▼ 脚部の柔軟な可動と足首の分割設計により、劇中でも印象的だったクールな跪射シーンを完璧に再現できます!

以上、「ROBOT魂 <SIDE MS> RX-79(G) 陸戦型ガンダム ver. A.N.I.M.E.」のレビューでした。全体的に可動性は非常に優秀で、個人的には大河原邦男氏のデザインが持つ幅広の足裏が忠実に再現されている点にグッときました。頭部の造形も精悍で格好良く、そして何より、ウェポン・コンテナへの収納ギミックや180mmキャノンの分解状態まで徹底再現されている点は特筆すべきでしょう。『第08MS小隊』ファンならば、ぜひ手にとって遊んでいただきたい逸品です。今後、TAMASHII NATIONSからは陸戦型ジム、オプションパーツセット01、オプションパーツセット02といった商品も続々登場予定。これらを揃えれば、さらに多くの名シーンを再現できます!