かつて「超蟹怪獣」のリリースで名を馳せ、多くの熱狂的なファンに支持されている台湾のデザイナーJUBI氏。2022年には植物の要素を取り入れた、ユニークで非常にかわいらしい新キャラクター「米米冒冒斯(ミミマウマウス)」を制作し、公開されるやいなや、その面白い造形と質感抜群のパッケージデザインでトイファンの心を掴みました。そしてこの度、私たちトイピープルはJUBI氏とコラボレーションし、2023年に「ミミマウマウス トイピープル限定版Ver.」をお届けできることを大変嬉しく思います!~
トイピープル編集部もこの機会に、少しミステリアスな雰囲気を持つJUBI氏に特別インタビューを行いました。ミミマウマウスのちょっとしたストーリーや創作コンセプトについて語っていただき、JUBI氏のファンが彼のことをもっと深く知るきっかけになればと思います。それでは、始めましょう。

トイピープル:過去に学校で学ばれた専門は何ですか? トイデザイナーになる前はどのようなお仕事をされていましたか?
JUBI:グラフィックデザインを学び、約20年間ゲームデザインの仕事をしてきました。現在も在職中です。



トイピープル:どのようなきっかけでトイデザイナーになられたのでしょうか?
JUBI:コレクションがある程度集まってきた後、だんだんと「これなら自分にもできるんじゃないか?」と思うようになり、それが始まりでした。

トイピープル:初めて創作されたトイについてお聞かせください!
JUBI:2008年に武士の絵画展(武BU X HI侍)を企画し、その時に「BUSHI GAKKI」という小さな武士を創作しました。しかし、最終的には自身の経験不足と悪質な生産メーカーのせいで大赤字となり、かなり苦い思い出です。ただ、この経験を通じて、トイデザインを始めるなら、事前に自分が負えるリスクを評価することが非常に重要だと認識させられました。

トイピープル:ご自身でトイを制作されるだけでなく、トイ業界では有名なコレクターでもいらっしゃいますが、どのような種類のトイが一番お好きですか? 最近特に夢中になっている新しいトイはありますか?
JUBI:BE@RBRICKが最初に集めたトイで、その後デザイナーズソフビに触れてから自分でデザインを始めました。主にThe Wonderful! design works、Play set products、Gary Baseman、Tim Biskup、James Jarvis、Jim Woodring、Parra、Will Sweeney、Itokin Parkなどですね…うーん、これはかなり年齢がバレる質問ですね。

▼ これだけ整然と並んだBE@RBRICK、地震が来たら大変なのでは~とトイファンの皆さんも思いませんか? JUBI氏は想像をはるかに超える最適な答えをくれました。それは、各キャラクターの足の裏に磁石を埋め込み、鉄製の薄い棚に展示するというもの。この壮観な数のBE@RBRICKを前に、編集部の心には黄河のように滔々と流れるリスペクトの念が湧き上がりました!!






JUBI:ソフビに長く関わり、生産もしてきたせいか、今の物欲は以前と比べてかなり低下しました。でも、Cannibal Fuckfaceや、Neo player oneのドロヘドロ、ゴジラ'64、それからTkoMのDoublethinkは欲しいですね…。

▼ JUBI氏が最近入手したJohnny RyanのCannibal Fuckface!手に持った感じが最高にクールです~

トイピープル:新作「ミミマウマウス」の名前は非常にユニークですね(「米米冒冒」は台湾語で、見るに堪えない、めちゃくちゃな様子という意味があります)。この遊び心のある名前の由来は何でしょうか? また、どのようにしてこの作品と結びついたのですか?
JUBI:元々の構想は、いじめられて殴られた後のミッキーマウスでした(靴が脱げるほど殴られたような…)。「米米冒冒(ミミマウマウ)」の後にちょうどMouseを繋げられると思いつき、「Mimi Mau Mouse」という名前が生まれました。

JUBI:初期デザインでは特徴が足りなかったのですが、当時ちょうど多肉植物や観葉植物を育てるのにハマっていたので、サボテンの要素を融合させてみたところ、意外にも良い感じになりました。残念なことに、私が育てる多肉植物はだいたい「米米冒冒」な状態になってしまうのですが…。
▼ ミミマウマウスのカラーサンプルの調整。

▼ ミミマウマウスの最初の3Dプリントモデル。

トイピープル:普段はどのような方法で創作のインスピレーションを得ていますか? 何か特別な儀式のようなものはありますか?
JUBI:Instagram、Pinterest、Tumblrがインスピレーションの源です。普段から資料を集める習慣があり、面白かったり特別だったりする画像を見つけたら、ジャンル分けして保存しています。なので、インスピレーションが湧かない時はそのフォルダを開きますが、大抵は自分が個人的に作りたいものをメインテーマにすることが多いです。儀式はありませんが、創作モードに入ると、狂ったようにウェブサイトを巡って関連資料を何でも調べます。
▼ クリエイターにとって、快適で豊かな空間は創造性を刺激する最高の場所の一つでしょう。JUBI氏の作業スペースを見て、編集部は改めて創作の場の重要性を感じました。JUBI氏も、これらのコレクションを展示することで、常に自分のインスピレーションを刺激できるはずだと語ってくれました~が、後になってからは全然見ていないそうです(笑)。



▼ 精巧なハンドメイド感もJUBI氏の作品の大きな特徴です。例えば、以前の「マイケルニャオ」のヒゲや、ミミマウマウスの目のパーツ制作など、随所にそのこだわりが感じられます。

▼ ユニークなパッケージデザインも、JUBI氏の作品の全体的な完成度とコレクション価値を高める重要なポイントです。

トイピープル:これまでに創作された作品の中で、一番好きな作品はどれですか? その理由もお聞かせください。また、どの作品の制作過程が最も印象に残っていますか?
JUBI:私の2番目の作品で、香港のトイメーカーUnbox Industriesとコラボレーションした「超蟹怪獣」です。最初の作品から8年もの間隔が空いていましたが、「超蟹怪獣」の成功が、私が再びトイデザインの道を歩むきっかけとなりました。また、INSTINCTOYやGums Productionsといったブランドとコラボレーションする機会にも恵まれ、私にとって非常に大きな意味を持つ作品です。これにはUnbox Industriesに感謝しなければなりません。


トイピープル:どのような環境で創作するのがお好きですか? 皆さんにアトリエの様子をシェアしてください~
JUBI:「飲冰室茶集」のミルクグリーンティーを1本と、私のプレイリストがあれば。




トイピープル:創作以外の趣味は何ですか? ファンの皆さんがあなたのことをもっと知る機会をください!
JUBI:専業のトイクリエイターとは違い、私には本業があります。そこから創作時間を差し引くと、残りの時間はだいたい日本のドラマを見たり音楽を聴いたりしていますね。J-POPが大好きです♫。



トイピープル:あなたにとって『おもちゃとは何か?』を、手書き(またはイラスト)で答えてください。
JUBI:私にとって、おもちゃは「味覇(ウェイパー)」のようなものです。生活に魔法のような調味料を加えてくれて、人生を素晴らしく、美味しくしてくれます。
※味覇は本当に便利ですが、入れすぎるとしょっぱくなります。

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