大張正己監督による『境界戦機』シリーズ新作アニメ『境界戦機 極鋼ノ装鬼』特報公開!

日本のバンダイナムコグループ傘下のアニメーション制作会社サンライズビヨンドは本日、BANDAI SPIRITSと共同で手掛けるオリジナルロボットアニメ《境界戦機》シリーズの新作アニメ《境界戦機 極鋼ノ装鬼》を正式に発表し、アニメ特報映像を公開しました。

2021年に放送開始された《境界戦機》の物語は、西暦2061年、日本が世界の四大主要経済圏によって分割統治され、人々が従属国の奴隷のように扱われる中、国土が各勢力の人型特殊機動兵器「AMAIM」が投入される最前線の戦場と化している状況を描いています。主人公の椎葉アモウは機械を愛し、各地でパーツを集める16歳の少年で、ある日、自律思考型AI「ガイ」と出会ったことをきっかけに、廃工場に残された素体を使って戦闘型ロボット『MAILeS ケンブ』を組み上げ、反抗組織『ヤタガラス』の仲間たちと共に日本を取り戻すために戦います。

しかし、アニメ放送開始後、武闘シーンは熱血的でなく精彩を欠き、文芸シーンはテンポが遅くキャラクターも魅力に乏しいと批判されました。さらには、日本奪還よりも農村復興の描写に重点が置かれるほどでした。第二期で復国プロセスを真剣に描き始めたにもかかわらず、貧弱な戦闘演出や理解しがたい論理のストーリーは依然として受け入れられず、バンダイが目標としていた模型商品の売上を大幅に低迷させただけでなく、サンライズビヨンドも2022年には約6300万円の赤字を計上しました。

しかし、バンダイはこのIPをまだ諦めておらず、今回は豊富なメカデザインやロボットアニメの演出経験を持つ人気アニメーターの大張正己氏を新作アニメ《境界戦機 極鋼ノ装鬼》の監督に迎えました。特報映像からは、新キャラクターのデザインも演出スタイルもより青年向けになっていることが見て取れます。奥山清行デザイン事務所がデザインした外伝機体「白雉(シラキジ)」が登場するほか、海老川兼武氏、柳瀬敬之氏、形部一平氏といった《ガンダム》シリーズでお馴染みの面々がデザインした新たな機体も登場する予定です。果たしてこの一手で《境界戦機》の劣勢を覆すことができるでしょうか?

via: BANDAI HOBBY