(画像:ワーナー・ブラザース)
ハリウッドB級映画界の巨匠、ロジャー・コーマン(下図)が1960年に手掛けた『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』は、低予算SF映画の金字塔として知られている。1986年にはミュージカル映画としてリメイクされた同名作品も、興行収入こそ振るわなかったものの、多くの映画ファンに愛され続けている。
その後もハリウッドでは、様々なバージョンのリメイクが企画されてきた。中でも注目されたのは、ワーナー・ブラザースがタロン・エジャトン(シーモア役)、スカーレット・ヨハンソン(オードリー役)、クリス・エヴァンス(オードリーの暴力的な歯科医の恋人オーリン・スクリヴェロ役)、ビリー・ポーター(宇宙の食人植物オードリーII世の声)という豪華キャストを揃え、DCアローバースシリーズの総プロデューサーであるグレッグ・バーランティが監督を務めるミュージカル映画版だった。しかし残念ながら、この豪華企画は数年前に頓挫している。

(画像:The Filmgroup)
しかし、バーランティ版の頓挫が、ハリウッドがリメイクの可能性を完全に諦めたことを意味するわけではない。Deadlineが独占で報じたところによると、オリジナル版『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の監督であるコーマンが、新たなリメイク企画を始動させたという。 今回、彼は『グレムリン』シリーズや『スモール・ソルジャーズ』など数々のファンタジーホラーの名作を手掛けてきたジョー・ダンテ監督(下図)にメガホンを託し、脚本は『グレムリン2 新・種・誕・生』のチャールズ・S・ハースが執筆。 コーマン自身はプロデューサーとして参加する。
(画像:Little White Lies)
コーマンは、ジェームズ・キャメロンやマーティン・スコセッシといったハリウッドの大物監督たちの「師匠」として知られ、彼らは若手時代にコーマンのもとで映画製作の経験を積んで巣立っていった。ダンテもまた、コーマン門下の弟子の一人だ。
この新たなリメイク版のタイトルは『リトル・ショップ・オブ・ハロウィン・ホラーズ』。 コーマンとダンテはこの作品をシリーズ化したいと考えているようだ。 Deadlineはミュージカル映画になるかどうかには触れていないが、コーマンが主導することから、おそらく純粋なドラマ映画として製作されると見られている。
via: Deadline