キャメロン監督&初代ポール・アトレイデス役が『デューン』新版を絶賛! キャメロンは『ミクロの決死圏』リメイクの始動も示唆

(画像:Pinterest、ワーナー・ブラザース映画)

待望の映画『DUNE/デューン 砂の惑星PART2』は、このところ全世界で6億ドルを超える興行収入を記録し、各方面から高い評価を受けている。スティーヴン・スピルバーグやクリストファー・ノーランといった大物監督も絶賛しており、今回新たに『デューン』を称賛する声に加わったのは、ジェームズ・キャメロン監督と“初代ポール・アトレイデス”役のカイル・マクラクランだ。

(画像:ユニバーサル・ピクチャーズ)

最近、新ドラマ『フォールアウト』のプロモーションを行っていたマクラクラン(上図)は、40年前に批評家から酷評された旧版『デューン/砂の惑星』(1984年版)で主人公ポール・アトレイデスを演じた。先日『Inverse』のインタビューに応じた彼は、新版が2部作に分かれたのはより良いアプローチだと認めている。旧版はわずか137分の映画で全ストーリーを語ろうとしたため、成功は不可能だったと語る。「彼らが物語をもう少し広げ、急がずに語れるというコンセプトは気に入っています」と述べた。

マクラクランは、まだ第2部を観ていないが、第1部はとても気に入っており、第2部でポールにどのような内面的な葛藤が見られるかを楽しみにしていると明かした。旧版のポール役の演技に後悔はないかと尋ねられると、「旧版は尺の制約があったので、描かれなかったシーンもありますが、ポールに対してやりたかった演技は基本的にすべて試しました」と答えた。

(画像:Los Angeles Times)

最近、フランスのシネマテーク・フランセーズで個展を開催したキャメロンは、『ル・フィガロ』のインタビューで新版『デューン』を次のように称賛した。「デヴィッド・リンチ版の翻案は残念だった。フランク・ハーバートの原作小説の力が欠けていたからだ。ドゥニ・ヴィルヌーヴの映画はより説得力があり、キャラクターは立体的で非常に分かりやすい。これは純粋な映画芸術の体験だ。私もドゥニも映画制作者として頻繁に交流しており、トリュフォーとヒッチコックのように私たちの会話を録音している」と語った。

(画像:20世紀スタジオ)

さらにキャメロンは、1990年代からリメイクを構想していた『ミクロの決死圏』の新版が、間もなく撮影開始となることを明かした。「何年も開発を続けてきたが、近いうちに正式に製作に取り掛かる予定だ。ラクエル・ウェルチ(オリジナル版のヒロイン)は今回は出演できないが(昨年死去)、それでも素晴らしい映画が作れると信じている」と述べた。

しかし、キャメロンは自身が監督を務めるかどうかは明言しておらず、プロデューサーとして他の監督が引き継ぐ可能性が高いと推測される。キャメロンは過去に新版『ミクロの決死圏』の脚本を執筆し、プロデューサーとしてローランド・エメリッヒ、ポール・グリーングラス、そして友人のギレルモ・デル・トロに監督を依頼したこともあったが、いずれも実現しなかった。今後数年間は『アバター』の複数の続編の製作に忙殺されるため、彼が新版『ミクロの決死圏』の監督を兼任する可能性は低いだろう。


via: Inverse Variety Le Figaro