Netflix映画部門が大改革へ!予算を厳格管理、ジャンル別チーム編成で中規模作品に注力

(画像:Netflix)

Netflix映画部門の元責任者、スコット・ステューバーが今年初めに退任した後、Netflixは2月にワーナー・ブラザースの製作部門上級副社長を務めた経験を持つ台湾系プロデューサー、ダン・リン(下写真)を後任に迎えました。そして本日、『ハリウッド・リポーター』が、ダン・リン体制下でのNetflix映画製作の構造がどのように変化するかを独占的に報じました。ダン・リンが正式に就任したのは今月1日ですが、映画部門の内部再編は1ヶ月以上前から始まっていたとのことです。

(画像:台米史料中心)

『ハリウッド・リポーター』の報道によると、映画部門は物語のジャンルに基づいていくつかの異なるチームに細分化され、それぞれ異なるプロデューサーが統括することになります。オリー・マーマーがアクション、ファンタジー、ホラー、SFを担当し、キラ・ゴールドバーグがスリラー、ファミリー、ドラマ映画を、ニーヤ・カイケンドールが宗教信仰系、ティーン向け、祝祭日テーマを担当。そしてジェイソン・ヤングがコメディとロマンティックコメディを統括します。

これまでのNetflixは、主に予算規模に応じて「中高コスト作品」「中低コスト作品」「外部買収コンテンツ」「ノンフィクション原作作品」の3つのカテゴリーに分けていました。 

(画像:Netflix)

『ハリウッド・リポーター』の情報筋によると、Netflix映画は今後、中規模予算作品の製作に重点を置く方針で、その中でもコメディ、ロマンティックコメディ、ファミリー向け作品が主流となる見込みです。これに加え、少数の超大作や、賞レースを狙えるような作品も製作されるとのこと。Netflixの一連の再編は、長年にわたる過剰なコンテンツ制作と莫大なコスト支出を整理し、より秩序だった管理を目指すものと見られています。情報筋はまた、今回の再編により十数名程度の従業員が離職する見込みであり、その数はさらに増える可能性もあると述べています。

via: The Hollywood Reporter