(画像:ワーナー・ブラザース映画)
DCエクステンデッド・ユニバースのクリエイティブな中心人物の一人であるザック・スナイダー監督は、2017年の映画『ワンダーウーマン』で現在の脚本が採用される以前に、『ワンダーウーマン 1854』と題された別の物語の構想にも携わっていたことを以前に投稿で明かしている。このバージョンの第1作では、「ダイアナ・プリンス」が世界中を駆け巡り、19世紀のクリミア戦争を含む各地の戦場で戦神「アレス」の足跡を追う。この時、ダイアナはまだ「スティーブ・トレバー」と出会っていないが、後にスティーブが現れることで、戦争にうんざりしていたダイアナは人類と愛への信頼を取り戻すことになる、という設定だったという。
そして最近、新作『REBEL MOON — パート2:傷跡を刻む者』のプロモーション活動に多忙なスナイダー監督が、『エンパイア』誌の最新インタビューで、『1854』のさらなる詳細な設定について語った。
スナイダーは、『1854』のアイデアは当初、非常に偶発的な提案だったと振り返る。「この物語のコンセプトは、初期の構想段階でふと話し合ったものです。例えば、『ワンダーウーマン』がアレスを探しにセミッシラを出た後、世界各地の異なる民族の目にはどのように映るのか?私の考えでは、彼女はアレスを探して世界中を旅し、紛争が起きている場所すべてに赴くだろう、というものでした」。
スナイダーは、『1854』のダイアナが多くの恋人に出会うことになると明かした。「彼女は戦場で恋人や戦士たちと出会います。彼らは皆、生きて老いて死んでいきますが、彼女は不死身です。だから、彼らは彼女にとって10年間の恋人になるか、あるいは戦場で命を落とすかもしれません。それは彼らにとって悲しいことだったでしょう。なぜなら、彼らはダイアナが次の若い兵士と親しくしているのを見て、『ああ、俺はもうお払い箱か』と嘆くことになるからです。しかし、彼女の周りにいる男性たちは皆、世界中の戦場で出会った忠実な戦士たちでした」。
スナイダーは、『1854』が正式な脚本として書かれることはなかったものの、この物語について何度も議論を重ねたため、まるで独自の生命を持っているかのようだったと強調した。『1854』は映画化されなかったが、写真家のスティーブン・バークマンが、ダイアナがクリミア戦争に参加しているコンセプト写真を撮影しており(上図)、この写真はスナイダーによって保存され続けている。
via: Empire