
日本初の黒人侍「弥助」は、2021年にNetflixでアニメ『Yasuke -弥助-』が配信され、実写ドラマシリーズの企画も進んでいた。そしてこの度、最新の報道によると、実写伝記映画も準備中であることが明らかになった。
『Variety』の報道によると、ワーナー・ブラザースは「弥助」の実写映画を準備しており、仮題は『ブラック・サムライ』(Black Samurai)。新版『カラー・パープル』の監督を務めたブリッツ・バザウレ(下図)が脚本・監督を務めることが決定したという。
ガーナ出身のブリッツ・バザウレ監督は、2018年に長編監督デビュー作『コジョの埋葬』で注目を集め、ビヨンセの音楽映画『ブラック・イズ・キング』に参加。昨年は初のハリウッド映画となる『カラー・パープル』を監督し、映画界から大きな注目を集めた。

侍・弥助は、日本の戦国時代に名将・織田信長に仕えたアフリカ系の家臣である。『日本教会史』の記述によると、宣教師アレッサンドロ・ヴァリニャーノによってインドから日本に連れてこられたアフリカ人奴隷で、身長は約1.82メートルだったという。
侍・弥助は歴史的情報が非常に少ない伝説的な人物であり、小説の題材として非常に人気がある。実際、2019年には『ブラックパンサー』のチャドウィック・ボーズマン(Chadwick Boseman)が実写版映画への出演が一度決定していたが、残念ながら、その実現を見ることは叶わなかった。現時点では、弥助役の俳優は未定だが、Netflix版アニメでは、俳優のラキース・スタンフィールド(LaKeith Stanfield)が声優を務めた。
via: Variety