先日公開されたばかりの戦争映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』や、新たに製作が決定したオリジナルホラー映画『ブリング・ハー・バック』など話題作が続くA24が、ハリウッドの大物監督スティーヴン・スピルバーグ率いるアンブリン・エンターテインメントとタッグを組むことが決定した。2023年に発売されたベストセラー小説『ヘブン&アース・グローサリー・ストア』(原題:The Heaven & Earth Grocery Store)の映画化を進めるという。

報道によると、本作はA24とアンブリン・エンターテインメントが共同で手掛ける小説原作の映画だが、スティーヴン・スピルバーグ自身がメガホンを取ることはなく、製作総指揮を務める。監督、脚本家、キャストなどの人選については、現時点では公式発表されていない。
原作小説『ヘブン&アース・グローサリー・ストア』は、全米図書賞受賞作家であり、ニューヨーク・タイムズのベストセラー作家でもあるジェームズ・マクブライドが手掛けた作品。黒人牧師の父とユダヤ教徒の母を持つ彼自身の経験からインスピレーションを得て、異なる文化の衝突を描いている。

物語の舞台は1972年。ペンシルベニア州ポッツタウンで、新たなプロジェクトのために基礎工事をしていた作業員たちが、井戸の底から死体を発見する。この事件は、ユダヤ系移民とアフリカ系アメリカ人が暮らす小さな町に不安をもたらす。しかし、町にある劇場と「ヘブン&アース」という名の雑貨店が、白人政府に追われる少年を助けたことをきっかけに、町の歴史に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
via: Deadline