
ハリウッドの“毒舌監督”クエンティン・タランティーノの歯に衣着せぬ発言は、しばしば業界関係者から批判を浴びる。先日、ハリウッドの二大男優ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットが、共演する新作『ウルフズ』の宣伝のため『GQ』誌のインタビューに登場し、タランティーノ監督の無礼な批判について語った。

昨年のあるインタビューで、クエンティンはクルーニーを「映画スターと呼ぶには値しない」と公然と批判し、彼のキャリアが「すでに下り坂にある」と疑問を呈した。当時、彼は臆面もなくこう語った。「ジョージ・クルーニーは長い間、魅力的な作品に出演していないだろう?ミレニアム以降、彼の代表作と呼べる映画があったか?」
ブラッド・ピットがクエンティンのお気に入りの常連俳優であることは疑いようがなく、一方クルーニーは1996年の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』でクエンティンと仕事をしている。ブラッド・ピットとクエンティンの常連としての関係が、クルーニーに競争心を抱かせるか尋ねられると、彼は、クエンティンの発言に侮辱されたと感じたため、彼のことなど全く気にしていないと断言した。
「クエンティンが先日、俺についてひどいことを公言したから、少し腹が立ったんだ。こう言うことで彼を怒らせるかどうかは気にしない。彼が先に俺を侮辱したのだから」とクルーニーは説明した。「彼は俺がスターではないと言った。さらに、ミレニアム以降に代表作と呼べる作品があったか、だと?俺はこう思ったね、『何を言ってるんだ?ミレニアム以降こそ、俺のキャリアの絶頂期だったんだぞ!』だから、今は彼を相手にしたくない。彼はあまりにも無礼だ。」

クエンティン以外にも、クルーニーは『スリー・キングス』で共に仕事をしたデヴィッド・O・ラッセル監督についてもついでに批判した。彼はインタビューの中で、「年を重ねるにつれて」時間の使い方や仕事相手の選び方がより重要になると語った。
「年を取るにつれて、時間の使い方が変わってくる。人生で5ヶ月を費やして映画を1本撮るというのは、非常に長い時間だ。だから、『スリー・キングス』のような傑作に出演するためであっても、デヴィッド・O・ラッセルみたいな哀れなろくでなしに出会って、自分やクルー全員を地獄の苦しみに陥れるようなことはできない。いや、今の人生の段階では、良い作品のためであっても、そんなことはする価値がない。」
via: GQ