重力ギミックで謎を解け! 言葉を紡いで開く驚きの『多面体』に注目

皆さん、謎解きはお好きですか? 謎解きと玩具を組み合わせた作品は数多くありますが、X(旧Twitter)で活動されているパフォーマー兼数学講師の池田洋介さん(@ikeikey)が、ご自身で設計・制作されたユニークなギミックを公開し、ネットで大きな話題を呼んでいます。

この特殊なギミックボックスは『多面体』と名付けられ、そのネーミングからして言葉遊びのセンスが光ります。立方体の各面にはひらがなの「た」「め」「ん」がプリントされており、まさに日本語の「多面体」の「多面」部分を表しているんです。さらに、「RESET」と書かれた面と、二つの小さな引き出しも備わっています。

でも、白いボタンを押しても何も起こらない……。一体どうすれば引き出しが開くのでしょうか?

実は、引き出しを開けるには……なんと、面に書かれたひらがなを使って「麺」の名前を並べることが必要なんです!

▼動画で見ると一目瞭然!

特定の順序で操作し、「た」「ん」「め」「ん」の面を順番に上に向けると、右側の引き出しが自動でパカッと開きます。中には「タンメン」のプレートが!

左側の引き出しを開けたい場合は、まず箱を「RESET」の面が上になるようにしてリセット。その後、「た」「ん」「た」「ん」「め」「ん」の順に並べ、ボタンを押すと……今度は「タンタンメン」のプレートがお目見えです。

つまり、これは重力を利用した、まさに知恵の輪のようなギミック玩具なんです。

さて、気になる内部機構はどうなっているのでしょうか?

作者さんは透明バージョンの様子も公開しており、ギミック内部が複数のパーツで構成されているのが分かります。そして、その核となるのが銀色の小さな鋼球なんです。

箱を特定の順序で配置すると、この鋼球が内部の迷路のようなレールを転がり、最終的に所定のスペースに収まります。これによりボタンとロック機構が連動し、引き出しが解錠される仕組み。もし順序を間違えると、鋼球は別の場所に留まり、ギミックは作動しないというわけです。

こういったギミック玩具に詳しい方なら、もしかしたらこの設計をすぐに思いつくかもしれません。ですが、これを独力で設計・制作してしまうのは、やはり驚異的な能力と言えるでしょう。多くのネットユーザーも、これが電子デバイスではなく、完全にメカニカルな設計であることに驚きの声を上げています。

実は、この『多面体』は池田洋介さんの数あるギミックデザインの一つに過ぎません。彼のXでは、他にも数々の精巧な装置が公開されていますので、こういったギミックデザインがお好きな読者さんは、ぜひ彼のXアカウントをフォローしてチェックしてみてくださいね。

via: ikeikey nlab