『名探偵コナン』大阪万博が舞台の“劇場版”、ネット民の集団幻覚が止まらない! ポスターからEDまで完成し「もう一本観た気分」

先日、ネット上で大きな話題を呼んだのが、大阪・関西万博の会場に建設中の巨大な木造リング(大屋根)。その姿が公開されるやいなや、「『名探偵コナン』の劇場版で見たやつだ!」と既視感を覚える人が続出し、あっという間に「もし万博が舞台の劇場版コナンが公開されたら…」というストーリーを妄想する大喜利状態に発展しました。

その勢いはとどまることを知らず、ますます多くのネットユーザーがクリエイティビティと想像力を爆発させています。今や劇場版のタイトル案やポスター風ビジュアルが次々と投稿されるだけでなく、リレー形式でストーリーがほぼ完成してしまう事態に。これには「今年の劇場版、もう公開されたっけ?」といったツッコミが殺到し、一連の妄想ツイートが大きな注目を集めています。

例えば、あるユーザーは阿笠博士と少年探偵団のこんなやり取りを投稿。

光彦:「すごい人ですね!これじゃ建物の中に入れませんよ~」
阿笠博士:「おおっほっほ~!それじゃあ、この待ち時間に恒例のワシのなぞなぞといくかのぅ~!」
コナンたち:「(うわ…また始まった…)」
博士:「今、万博がものすごい人気じゃが、実は万博と同じくらい人気の場所があるんじゃ。それはどこか、わかるかのぅ~?」 ①港 ②駅 ③空港「理由も答えるんじゃぞ~」

光彦、歩美、元太:「全然わかりませーん!」
博士:「哀君たちはどうじゃ?」
コナン:「答えは2番の駅。人気の駅のスポット、ステーションスポット、略して“駅スポ”だろ」
哀:「万博の正式名称は“世界博覧会”。英語での略称は“EXPO”」
コナン:「“駅スポ”と“EXPO(エキスポ)”をかけたダジャレってわけか…(くだらねぇ)」
博士:「その通りじゃ~!」
元太:「なんだよ、またつまんねーダジャレかよ~」
博士:「ほっほっほ…」

また、物語の導入部分を妄想するユーザーも登場。

(開始3分で万博関係者が一名死亡)♪デデデデーン デデーン!♪×3 デ~デ~ン♪「オレは──(中略)この世の全ての謎を解き明かす探偵だ!」

アナウンサー:「大阪万博の会場は、大勢の人で賑わっています──」
元太:「うっひょー!すっげーな!」
歩美:「わー!とってもきれいだねー!」
光彦:「見てください!あれは〇〇ですよ!(ウンチクを語り始める)」
阿笠博士:「こらこら、勝手に走ると危ないぞ~」
灰原哀:「まあ、少しぐらいはしゃがせてあげてもいいんじゃないかしら」
新一(コナン):「バーロー、はしゃぎすぎだぜ」

小五郎:「なんでオレがガキどもの子守りをしなきゃならねぇんだ…」
蘭:「もお、お父さん!文句ばっかり言わないの!」
新一(心の声):「(へへっ…)」
園子:「蘭~!こっちこっち~!」(関係者として招待されている)

元太:「おー!なんか食いもんがあるぞ!うな重はあるかー?」(走り出す)(ドンッ)
元太:「いってーなーもう!」
光彦:「もう、元太君は落ち着きがないんですから…」
???:「おっと、すまない。怪我はなかったかい?」(CV:石田彰)

物語の構成案を投稿するユーザーも。大阪が舞台なら、もちろん服部平次はマストで登場。会場で宝石や美術品が展示されれば、怪盗キッドも黙ってはいません。テロ騒ぎが起これば公安の安室透が、アメリカ館が事件に絡めばFBIの赤井秀一も参戦するはず。まさに、万博はコナンオールスターズを総登場させるにはうってつけの舞台ですね!

万博会場の「大屋根(リング)」の話題に絡めて、「コナン劇場版なら、開始15分で会場と外部をつなぐ橋が2本とも爆破されるに違いないwww」と予想する声も。

すると、すかさず別のユーザーから「いや、コナン劇場版のお約束なら、爆破はクライマックスだろ」と鋭い反論が。「犯人が確保されて一同が安心した瞬間に橋が崩落。コナンはターボエンジン付きスケボーで、会場に取り残された蘭の元へ大ジャンプするはず。そして最後は巨大なサッカーボールを射出してなんやかんやで解決する」と、あまりにも解像度の高い展開が語られました。(的確すぎて草)

コナンといえば、毎回ネットでネタにされる「犯人の動機」。万博がテーマなら、その動機は「大阪万博は一つでいい…。太陽の塔、月の石!あの輝かしい時代こそが永遠でなければならない。そのためには…この万博は邪魔なのだよ」といった、1970年万博への歪んだ愛憎からくるものではないか、という説が提唱されています。(いかにもありそうな動機ですね!)

そして物語のクライマックスについては、こんなアイデアが。

犯人:「まだ爆弾は残っている…。岡本太郎の言葉を覚えているかね?」(岡本太郎:太陽の塔の設計者)
コナン:「まずい!まさか…」

犯人:「芸術は爆発だ!」そう叫ぶと犯人は起爆スイッチを押し、コナンはスケボーで蘭を救うべく飛び出す…!もちろん、爆弾解除のスキルは「親父にハワイで教わった」やつで決まりです。

ストーリーだけでなく、ファンアートの域を超えたクオリティのビジュアルまで登場。みんなプロの犯行すぎるwww。

ロゴまで作られていますXD。

果てはエンディングムービーまで…www

これらはもちろん、ネットユーザーたちの壮大な妄想の産物ですが、あまりにも「ありそう」で、違和感なく一本の映画として成立してしまっているのがすごいところ。青山剛昌先生、いっそ脚本チームに彼らをスカウトしてみてはいかがでしょうか(?)。