VTuberのムーブメントは近年とどまることを知らず、日本だけでなく中国やアメリカなど、世界中でその勢いを増しています。
通常、VTuberは3DモデルやLive2Dキャラクターを使い、まるで生身の人間のような自然な動きで、様々な動画や配信企画を通じて視聴者を楽しませていますよね。そんな中、先日日本のX(旧Twitter)で大きな話題を呼んだのが、個人勢VTuber「±400(プラスマイナスよんひゃく)」さんが投稿した料理企画動画なんです。この動画の最大の特徴は、なんとVTuberの姿のまま「リアル空間」で料理をしていること!

撮影されたのは、ごく一般的な家庭のキッチン。一見すると普通の料理動画に見えるのですが、よく見ると背景はリアルなキッチンなのに、カメラの前で料理をしている±400さんはVTuberのキャラクター姿! 包丁を握ったり、フライパンを振ったりする動きも、モーションキャプチャが完璧に連動しており、まるでキャラクターが本当に実写の空間で動いているかのようなんです!
VTuber「本人」が料理をする企画自体はこれまでにもありましたが、そのほとんどは手元だけを映すスタイルで、全身が映り込むことは稀でした。
▼ 例えば、ホロライブの兎田ぺこらさんのような料理配信形式ですね。

しかも、VTuberのキャラクターがリアルな背景にほとんど違和感なく溶け込んでいるのが、見れば見るほど不思議で、一般的なVTuber動画とも、従来のYouTuber動画とも違う、まさに「新しい映像体験」とでも言うべき感覚なんです。
しかし、この動画、実は撮影も編集もめちゃくちゃ手間がかかっているんです! 特に撮影時は、調理器具の持ち方や食材の扱い方など、キャラクターの動きが不自然にならないよう、綿密な設計が必要不可欠。±400さんは事前に、どの角度で、どうやって、どんな風に撮るか、徹底的にシミュレーションしてから撮影に臨んだそうです。



±400さんは普段から「技術×趣味」をテーマに、VR技術を使った麻雀配信など、様々なクリエイティブな企画に挑戦されています。VTuberになってからずっと感じていたのが、「技術に興味があるから見てくれる」のと「動画自体が面白いから見てくれる」のは別物だということ。だからこそ、「このVTuberの動画、また見たい!」と思ってもらえるにはどうすればいいか、常に考え、今回の動画制作に至ったそうです。
▼ ぜひ本編もチェック!
この動画は、±400さんが新しい技術を独自開発したわけではなく、既存の技術を学び、研究し、自身の企画に応用したものだそう。つまり、これらの技術は「誰でも挑戦できる」ということ! 今後、「実写×バーチャル」を組み合わせた、さらに多様な動画コンテンツが生まれてくるかもしれませんね!
