Switch 2で新規格「Game-Keyカートリッジ」導入! パッケージ版コレクターに激震? 購入時の「鍵マーク」に要注意!

任天堂が2025年6月5日に発売を予定している次世代機「Switch 2」で、新たな「Game-Keyカートリッジ」制度が導入されることが発表され、ゲーム保存家や、パッケージ版を愛するコレクターたちの間で注目を集めています。

このGame-Keyカートリッジは、見た目は従来のゲームカートリッジとそっくり。しかし、実際にはゲームのライセンスキーのみが収録されており、ユーザーはインターネット経由でゲーム本編をダウンロードしないと遊べない仕様となっています。ダウンロード後も、認証のためにカートリッジを挿入する必要があるという、まさにパッケージ版とダウンロード版のハイブリッド型と言えるでしょう。

任天堂によると、ゲームのデータ容量が肥大化するにつれて、一部のゲームはパッケージ版カートリッジの保存容量を超えてしまうとのこと。Game-Keyカートリッジは製造コストを抑えつつ、ユーザーに常に最新バージョンのゲームを提供できるメリットがあるそうです。さらに、これらのカートリッジは特定のアカウントに紐付けられないため、ユーザーは転売や貸し借りも可能。パッケージ版の共有や売買といった特性を維持できる点もアピールされています。

しかし、ゲーム保存家からは懸念の声も上がっています。Nightdive StudiosのCEO、スティーブン・キック氏は、「もし将来、任天堂がダウンロードサーバーを停止した場合、ライセンスキーのみのカートリッジではゲームをダウンロードできなくなり、パッケージ版のコレクションが無意味になってしまう」と指摘。任天堂はゲームの長期保存にもっと注力すべきだと主張しています。

英国ビデオゲーム遺産協会の共同創設者であるジェームズ・ニューマン教授も、「今や多くのゲームは、パッケージ版であってもインターネット経由でのアップデートやパッチ適用が必要不可欠。パッケージ版カートリッジは、もはやダウンロード版の物理的な認証ツールと化している」とコメントしています。

現在、多くのサードパーティ製Switch 2タイトルがGame-Keyカートリッジ形式を採用しており、ごく一部のタイトル、例えば『サイバーパンク2077』などだけが完全なパッケージ版カートリッジを提供しています。ユーザーは購入時にパッケージの「鍵」マークに注意し、どのタイプのカートリッジなのかを確認する必要があるでしょう。

この動きは、ゲーム業界がデジタル化へ大きく舵を切った証と言えます。柔軟性と利便性をもたらす一方で、ゲームの長期保存やパッケージ版のコレクション価値についての議論を巻き起こしています。ユーザーは自身のニーズや好みに合わせて、賢く選択する必要があるでしょう。

via: GamesIndustry.biz