発売が待たれる『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』(デス・ストランディング2 オン・ザ・ビーチ)ですが、本作に登場する新キャラクターが、小島秀夫監督の代表作『メタルギアソリッド』シリーズの主人公「ソリッド・スネーク」にそっくりだと話題になっています。ファンの間では、作中でどのようなオマージュが捧げられるのか期待が高まっています。

実は、このキャラクターを演じるイタリア人俳優のルカ・マリネッリさん本人も、一時期自分が「ソリッド・スネーク」を演じるものだと勘違いしていたそうです。
ゲームディレクターの小島秀夫監督が、先日開催されたシドニー映画祭で語ったところによると、マリネッリさんを起用した理由は、前作『デス・ストランディング』でマッツ・ミケルセンさんが演じた敵役「ヒッグス」を超える存在が必要だったからだとか。小島監督はマリネッリさんを絶賛しており、撮影現場での彼の演技は「驚異的だった」と明かしています。
しかし、マリネッリさんは自身の演じるキャラクターのデザインを初めて見た際、頭に巻かれた灰色のバンダナから、すぐに『メタルギアソリッド』の「ソリッド・スネーク」を連想。友人にも「最高だ! 俺、スネークを演じることになったよ!」と大喜びで報告したそうです。これに対し、小島監督は笑いながら「いや、君が演じるのはスネークじゃない。たまたまバンダナを巻いてるだけだよ!」と訂正したとのこと。
なんとも微笑ましいエピソードですが、こうしたクラシックなイメージへのオマージュと、その境界線を曖昧にする表現は、いかにも小島監督らしいスタイルと言えるでしょう。マリネッリさんが演じる新キャラクターについては、まだ多くの背景情報が明かされていませんが、予告編では戦闘慣れした様子やミステリアスな雰囲気が存分に伝わってきます。

また、小島監督はマリネッリさんの現場での振る舞いが、いかに素晴らしかったかも強調しています。「普段、レア・セドゥやノーマン・リーダスは出番を待つ間にスマホをいじっていることもあるんですが、ルカが演じ始めると、みんなスマホを置いて彼の演技に釘付けになるんです」と語りました。
その場の空気を支配するほどの魅力に、小島監督はキャスティングの成功を確信したそうです。さらに、監督は自身が仕事をする俳優には演技力だけでなく「実世界でのオーラテスト」も課していると付け加え、マリネッリさんが優れた俳優であると同時に、共に仕事がしやすい素晴らしいパートナーであることを示唆しました。
via: GamesRadar