2025年のゲーム業界にダークホースが現れた。それが『Clair Obscur: Expedition 33(クレール・オブスキュール:エクスペディション サーティースリー)』だ。元ユービーアイソフトのメンバーで構成された小規模スタジオ、Sandfall Interactiveが開発した本作は、ユニークなゲームプレイと魅力的なストーリーテリングで高い評価を獲得。売上も好調で、The Game Awardsの年間最優秀ゲーム賞(Game of the Year)の有力候補の一つとなっている。

しかし、本作の主人公「ギュスターヴ(Gustave)」の声を担当した俳優チャーリー・コックス(Charlie Cox)は、この成功に「場違い」だと感じているという。
『デアデビル』(Marvel's Daredevil)で知られる彼が、先日開催されたファンイベントで本作について尋ねられた際、驚くべき発言をした。「このゲームは素晴らしいと聞いているけど、僕はゲーマーじゃないから全く知らないし、自分でもプレイしたことがないんだ」と。彼は、エージェントから声優のオファーがあり、承諾したものの、収録はわずか4時間ほどで終わったため、ゲーム全体のコンテンツについてはあまり詳しくないと笑いながら語った。
「みんながこのゲームがいかに素晴らしいか、おめでとうと言ってくれるたびに、自分は詐欺師のようだと感じてしまうんだ」とコックスはユーモラスに付け加えた。「でも、開発チームのことは本当に嬉しいよ。このゲームがこれほどの成功を収めたのは、本当に素晴らしいことだ」。
実際、『Clair Obscur: Expedition 33(クレール・オブスキュール:エクスペディション サーティースリー)』は発売前には展示会で多少の話題になったものの、これほどの成功を収めるとは、多くの人が予想していなかった。同時期の大作『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』と競合しながらも、その独特の美的センス、感動的なストーリー、そして優れた声優陣の演技によって際立った存在となった。チャーリー・コックスが演じるギュスターヴは、ゲーム序盤の主要な視点人物であり、プレイヤーから高い共感を得る焦点となった。

コックスは最近、『デアデビル:ボーン・アゲイン』(Daredevil: Born Again)のプロモーションと撮影で多忙を極めており、これが彼がゲームの世界と距離を感じている理由を説明している。しかし、Sandfall InteractiveがDLC拡張コンテンツのリリースを計画しているという噂が流れ始めており、将来的にはコックスが回想シーンや他の形で再び出演する機会があるかもしれない。
via: Comicbook.com