「光源氏ってクズじゃない?」後輩の素朴な疑問に「シャア・アズナブルを知っているかね?」と返したら……納得の共通点が話題に

日本の古典文学の最高峰『源氏物語』。しかし、その主人公・光源氏といえば、後世の読者からは「歴史に残るレベルのクズ男」との評価も。幼い少女を理想の女性に育て上げて娶る、いわゆる「光源氏計画」の語源になった人物としても有名ですよね。

そんな光源氏について、あるX(旧Twitter)ユーザーが投稿した内容が話題を呼んでいます。後輩から「なんであんなクズが主人公の物語が、1000年も日本文学の最高峰でいられるんですか?」と問われ、とっさにこう答えたそうです。「君は、シャア・アズナブルという男を知っているかね?」と。この返しが、ネット上で大きな共感を呼んでいるのです。

投稿主の籠原スナヲさんによると、近年のガンダムシリーズの盛り上がりを受け、過去作を履修するファンが増えたことで、シャアというキャラクターの複雑な人物像が改めて広く知られるようになったといいます。

この状況が、逆に光源氏という人物を説明しやすくしてくれたのだとか。なぜなら、この二人、実は「結構似てる」から。だからこそ、先ほどの後輩からの問いに「君は、シャア・アズナブルという男を知っているかね?」と返すだけで、すべてが伝わるというわけです。

籠原さんは、光源氏とシャアの共通点を以下のように挙げています。

★ 高貴な生まれでありながら、事情があって権力の中枢から外される

★ 幼くして母を亡くし、母性に強い執着を抱いている

★ ロリコン疑惑がある

★ 女性には優しいが、関係の終わり方が雑。とにかく後始末が不誠実

★ 男友達とつるんでいる時が一番楽しそう

★ 欠点だらけに見えるが、身内への面倒見は良い

★ 公式設定でイケメンなので、とにかくモテる

さらに、『源氏物語』の後半で、光源氏が権力の頂点に立った後に人望を失っていく様が、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』でネオ・ジオン総帥となったシャアの凋落と重なると指摘。「アーガマでみんなに慕われる中間管理職やってるくらいがちょうど良かったんだよなぁ」と、思わずツッコミを入れています。

この絶妙な対比はネット上で大きな反響を呼び、「ガンダム見たことない人でもシャアの名前は知ってる説」「紫の上とララァはマジで同じポジション」「六条御息所の執念深さはハマーン様を彷彿とさせる」といった声が続出。また、「主人公はクズな方が面白い」「シャアも光源氏も、多くの女性に囲まれながら、結局は孤独だった」といった深い考察も寄せられています。

さらに、「今やってる大河ドラマ『光る君へ』は、実質ガンダムシリーズの前日譚」といったトンデモ説(?)や、「『機動戦士Ζガンダム』のドロドロした展開は、マジで『宇治十帖』」といった真面目な(?)比較考察で盛り上がる一幕も。

もちろん、これらはあくまでネット上でのユニークな考察の一つ。しかし、多くの人が同意するように、光源氏やシャアのように、一言では言い表せない複雑な魅力(と欠点)を持つキャラクターだからこそ、時代を超えて語り継がれるのかもしれませんね。

皆さんは、この「光源氏=シャア」説、どう思われますか?

via: togetter