株式会社バンダイナムコエンターテインメントが今年4月にリリースした、スマートフォン向けガンダムゲーム最新作『SDガンダム Gジェネレーション エターナル』。数多くのガンダム作品が参戦し、数百機におよぶモビルスーツが登場、さらに各作品のストーリーを追体験できるとあって、多くのファンから熱い支持を集めています。売上もサービス開始から現在に至るまで、右肩上がりの成長を続けているとのことです。
この度、公式ファンコミュニティ「ガンダムファンクラブ(GFC)」にて、本作のプロデューサーを務める小島省吾氏の特別インタビューが公開されました。開発の経緯やユーザーからの反響、そして今後の展望について熱く語られています。日本の「GUNDAM.INFO」でも同内容が公開されており、開発チームの想いが伝わる貴重な内容となっています。

『SDガンダム Gジェネレーション エターナル』でプロデューサーを務める小島省吾氏は、今後の参戦作品やイベント企画など、運営全体の方向性を開発チームと密に連携しながら決定する役割を担っています。もともとはバンダイのグループ会社で家庭用ゲーム機のRPGやアクションゲーム開発に携わり、企画やディレクターとして現場の第一線で活躍してきた経歴の持ち主です。

サービス開始後の熱狂的な反響と好調なセールスについて尋ねられると、小島氏は「正直、本当に我々の想像を超えていました! まさかこれほど多くの方に受け入れていただけるとは。本作をきっかけに初めて『Gジェネ』、ひいてはガンダム作品に触れたという方も少なくなく、開発チーム一同、本当に嬉しく思っています」と、喜びを隠せない様子で語りました。

しかし、この人気に甘んじることなく、チームはさらなる高みを目指しているとのこと。「より快適にプレイしていただけるよう、システムの改善や運営計画の調整に日々取り組んでいます」と語る小島氏。これまでのガンダムのスマホゲームには、長期的に愛されるタイトルが少なかったという背景もあり、今回、アニメ『機動戦士ガンダム GQuuuuuuX』の放送に合わせてリリースされた本作が好スタートを切れたことは、あくまで第一段階の成功だと気を引き締めているようです。

小島プロデューサーは、「実は『Gジェネ』シリーズは過去にもスマートフォン向けに2作品リリースしているのですが、いずれもシミュレーションゲームではありませんでした。そこで今回はシリーズの原点に立ち返り、戦略性を重視したゲームデザインに、『いつでもどこでも遊べるガンダムの百科事典』というコンセプトを加えました」と、本作の狙いを説明します。
ストーリーを段階的に解放していく方式を採用したのも、「プレイヤーの皆さんには、一歩ずつガンダムの世界観に親しんでいただきたい。新規のファンの方にも優しい設計を心がけました」という配慮からだそうです。

開発期間が長期に及んだ理由について問われると、小島氏は「当初、『手軽に遊べる本格的なGジェネ』というスローガンを掲げたのですが、いざ開発を始めてみると、この二つの要素を両立させることがいかに難しいかを痛感しました。開発チームは本当に頭を抱えましたね。ガンダムという偉大なIPを扱う以上、『よくあるガンダムの皮を被っただけのスマホゲームで、他のゲームと何ら変わりない』とは思われたくなかったんです」と、開発の苦労を赤裸々に語りました。
最初のクローズドβテストから東京ゲームショウへの出展に至るまで、開発チーム内では操作性やUIデザインといった細部について何度も議論と修正が繰り返され、UIだけでも6回以上の全面改修を経て、ようやく現在の形にたどり着いたそうです。

ここからは、多くのプレイヤーから寄せられた質問に対する一問一答をお届けします。
Q:まだ実装されていない作品は今後追加されますか?
A:「もちろんです。未実装のシナリオも順次追加していきますので、楽しみにお待ちください。」
Q:『機動新世紀ガンダムX』が大好きなので、もっとフィーチャーしてほしいです!
A:いいですよね! 私もガンダムDXが大好きで、学生時代はよく『機動戦士ガンダム VS.シリーズ』で使っていました。懐かしいです!
Q:BGMも重要です。将来的に楽曲の切り替え機能は実装されますか?
A:はい! BGM切り替え機能は今後のアップデートで実装予定です。私個人は『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の楽曲が一番好きですね。もちろん、本作のタイトル曲も何度も聴いていて、とても愛着があります。
Q:アニメ化されていないガンダム作品の参戦はありますか?
A:検討はしています。具体的な時期についてはまだお話しできませんが、ご期待ください。
Q:本作を通じて伝えたいテーマは何ですか?
A:やはり『持ち運べるガンダムの教科書』でありたい、という点ですね。長年のファンの方はもちろん、新しいファンの皆さんにも、ここからガンダムを好きになっていただけたら嬉しいです。
Q:オリジナルの機体は登場しますか?
A:現時点では計画にありませんが、将来的には面白いかもしれませんね。ただ、過去のシリーズに登場したオリジナル機体については、今後続々と追加していく予定です!

インタビューの最後に小島氏は、「これほど多くの方々に応援していただけるとは、本当に思ってもいませんでした。世界中からの反響は我々の想像をはるかに超えるものでした。まだサービスを開始して数ヶ月ですが、今後も皆さんの期待を裏切らないよう全力で取り組んでいきますので、どうぞよろしくお願いいたします」と、ファンへの感謝と今後の意気込みを語りました。
サービス開始から驚異的なセールスを記録し、アニメ『機動戦士ガンダム GQuuuuuuX』の放送も追い風となって、ますます勢いを増す『SDガンダム Gジェネレーション エターナル』。バンダイナムコエンターテインメントの新たな収益の柱となるだけでなく、ファンに長く愛される定番タイトルへと成長していくのか、今後の展開から目が離せません。
via: GUNDAM INFO