任天堂、「Nintendo Switch 2」の「キーカード」でアンケート実施! ゲームの保存性を巡る議論が再燃!

任天堂が先日、日本国内でアンケートを実施し、次世代機『Nintendo Switch 2』で導入されると噂の「キーカード(Game-Key Card)」について、その認知度や購入意向を調査していることが判明しました。この新たな形態のパッケージ版ソフトは、発売当初から何かと物議を醸しており、カード自体にはゲームデータが含まれず、ダウンロード用の認証キーのみが提供されるため、多くのゲーマーやゲーム保存団体から懸念や批判の声が上がっています。

日刊メディア『SWITCH速報』の報道によると、アンケートの主な内容は以下の3点。『キーカード』を知っているか、その特性を理解しているか、そして選択肢がある場合、キーカード版とデジタルダウンロード版のどちらを購入したいか、というものだそうです。

キーカードの特性としては、「初回プレイ時にゲームデータ全体をダウンロードする必要がある」、「起動にはカードの挿入が必須」、「複数本体での使用は可能だが、その都度ダウンロードが必要」などが挙げられています。プレイヤーは、パッケージ版のキーカードと純粋なデジタル版のどちらを好むか、選択肢で表明することになります。

この『キーカード』は、現在『Nintendo Switch 2』におけるサードパーティ製ゲームの主要な販売形態となっているようです。任天堂が提供するパッケージ版の容量が64GBに限定されているため、多くのメーカーが、認証キーのみを収録したパッケージ版に切り替えているとのこと。コスト削減と製造プロセスの簡略化が主な理由とされています。

しかし、この制度には反対の声も少なくありません。Nightdive StudiosのCEO、Stephen Kick氏は、任天堂がこのような保存価値のないパッケージ版を出すのは「残念だ」とコメント。歴史ある企業として、もっとゲーム保存の問題を重視すべきだと訴えています。

また、『ファークライ4』や『アサシン クリード III』の開発に携わったディレクター、アレックス・ハッチンソン氏も「このやり方は嫌いだ」と率直に発言。これでは、かつてカセットを交換したり、ゲームをシェアしたりする温かみや楽しみが失われてしまうと指摘しています。

任天堂が今回の調査結果を受けて、販売戦略を調整するかどうかはまだ不明ですが、パッケージ版とデジタル版の保存価値を巡るこの議論は、まさにこれからが本番といったところでしょう。

via: VCG SWITCH速報