Cygamesが手掛ける『ウマ娘 プリティーダービー』は、スマホゲームリリース後、爆発的な話題を呼び、アニメやコラボグッズも大人気。今年でスマホ版4周年を迎えました。そして、6月末にSteam版の英語版がリリースされてからは、欧米圏で独自のブームを巻き起こしています。
そんな中、最近日本のトレーナーさんたちが注目したのは、アメリカやオーストラリアのプレイヤーたちが創作している「オリウマ娘」の存在。なんと、これらのキャラクターのインスピレーション源は「自国の名馬」や「自分の牧場で飼っていた馬」だというのです! これには日本のトレーナーさんたちも「愛が深い!」と感動し、大きな話題となっています。

最初に注目を集めたのは、とあるトレーナーさんの投稿。「最初はウマ娘でキャラメイクを楽しんでるだけかと思いきや、まさか自分の牧場で飼っていた馬をウマ娘化してるなんて!」と、驚きを隠せない様子で綴られています。

その投稿で紹介されていたのが、アメリカのトレーナーさん、うぃあ(@retiredstarmiya)さんのオリウマ娘。彼は、自身がかつて飼っていたという黒い馬をウマ娘化しました。この馬は彼と多くの時間を共にしましたが、すでにこの世を去ってしまったとのこと。しかし、『ウマ娘 プリティーダービー』と出会った今、記念として愛馬をウマ娘にデザイン。亡くなった愛馬にも、どれだけ自分が恋しく思っているか伝わってほしい、という切ない願いが込められています。
この馬の名前はBlack Orchid。彼女の個性を反映してウマ娘の姿にデザインされており、多くのトレーナーさんが感動の嵐。まさか『ウマ娘 プリティーダービー』がこんなにもエモーショナルな物語を生み出すとは、と驚きの声が上がっています。





このストーリーには、日本のトレーナーさんたちも胸を打たれました。「亡くなったペットを擬人化するのと同じだね、この愛は本当に感動する」「海外のウマ娘ファンからこんな感動的な話が聞けるなんて、馬への愛情が半端ない!」「これは愛しかない」といったコメントが寄せられています。

アメリカだけでなく、オーストラリアのイラストレーターさんもこのブームに参戦。ユーザーの@Bubbletchiさんは、オーストラリアの伝説的な牝馬3頭をウマ娘化したデザインを公開し、多くのいいねを集めています。現実の愛馬を架空のキャラクターに変換する、この「擬人化」創作には、「愛が溢れてる」と絶賛の声が止まりません。




特にアメリカでは、西部開拓時代から馬が人間と切っても切り離せない関係にあります。テキサス州などでは、住宅地内に牧場があるのは日常茶飯事だとか。
一方、日本では馬主制度のハードルが高く、一般人が自分の競走馬を所有するのは難しいのが現状です。そのため、こうした「個人的な感情とキャラクター創作の融合」は日本ではあまり見られず、やはり文化的な背景の違いがあるようです。

『ウマ娘』は元々日本の競馬文化を基盤に発展したゲームですが、今や海外で全く異なる「パーソナルな創作文化」へと進化を遂げています。ウマ娘という形を通して、プレイヤーは愛馬との感情的な繋がりを継続できる。この「擬人化」創作は、単なるエンターテインメントとしてだけでなく、愛馬への追悼であり、深い愛情表現の形でもあるのですね。
via: togetter