マックのハッピーセット『ポケモン』で転売ヤー対策の“神采配”が話題に! モバイルオーダー停止&注文レーン分離で混乱を回避

マクドナルドで8月8日から始まった『ポケモン』とのコラボキャンペーン。ハッピーセットのおもちゃやカードを求め、発売初日から各地で争奪戦が勃発しました。特に翌9日から配布されたポケモンカードは、恐ろしいほどの転売や買い占めが横行し、多くのファンから悲鳴が上がっています。

混乱の原因の一つとして、多くの転売ヤーがモバイルオーダーで一度に大量注文を行い、店頭の行列や提供システムを麻痺させていることが指摘されています。そんな中、X(旧Twitter)では、こうした悪質な大量注文に毅然と立ち向かった“神店舗”の対応がシェアされ、多くのユーザーから称賛の声が寄せられています。

あるユーザーが投稿した情報によると、とある「神店長」がいるマクドナルド店舗では、期間中に「モバイルオーダーの停止」「エッグ系のメニューを販売休止」「セルフオーダー端末を1台停止」という3つの対策を実施。これにより、他の店舗が百人単位の長蛇の列を作る中、この店舗では行列が最大でも10人程度に抑えられたとのこと。さらに、ポケモンカードを番号順に並べ、客が自分で取れるように案内を出すことで、配布時の混乱も見事に回避したそうです。

この見事な采配のおかげで、投稿主はスムーズに商品を購入できたとのこと。転売ヤーもこの方法では効率が悪いと判断したのか早々に諦めて去っていき、本当に欲しい人がきちんと買える環境が守られました。

この対応には、「秩序が保たれて素晴らしい」「コラボ目当てじゃない常連客もすぐに食事ができた」と多くの顧客から称賛の声が上がっています。一方で、こうした対策はマクドナルド本社が推奨するオペレーションの一つであり、経験豊富な店舗では注文が殺到した際に、即座にモバイルオーダーやデリバリーサービスを停止することがある、との指摘も他のユーザーから寄せられています。

「エッグ系メニューの販売休止」については、元クルーを名乗るユーザーから、卵を焼ける数に限りがあることや、調理工程が複雑であることなど、キッチンの負担を軽減するためだろうとの解説が。他にも、ハッピーセットの注文レーンと一般客のレーンを分けたり、カウンターでの対面注文のみに限定したりすることで、転売ヤーによるモバイルオーダーでの買い占めを防ぐ工夫をしている店長もいるようです。

しかし、こうした対策も手放しで歓迎されているわけではありません。特にモバイルオーダーの停止については、「普通に食事をしたいだけの客には不便」「朝、スマホでコーヒーや朝マックを注文するのが習慣なのに」といった声も。一部からは、店舗ごとの対応に任せるのではなく、マクドナルド本社がシステム自体を改修し、一度に購入できる数量を制限するなど、根本的な解決策を講じるべきだという厳しい意見も出ています。

また、「モバイルオーダーは効率的だけど、店頭の注文と提供順がうまく連携されていないと、実質的な『合法的な割り込み』になってしまい、並んでいるお客さんの体験を損なう」という的確な指摘も。利便性と公平性のバランスをどう取るか、マクドナルドの今後の運営戦略が問われることになりそうです。

もちろん、単に「モバイルオーダーを停止」するだけでは、転売ヤーによる大量注文で現場がパンクするのを完全に防ぐのは難しいでしょう。今回話題になった店舗のように、行列の整理や独自のルール作りといった現場の工夫と組み合わせることが不可欠です。

これまでにも『星のカービィ』や『ちいかわ』など、人気コラボのたびに繰り返されてきた買い占め騒動。根本的な対策を打ち出せないマクドナルドに対し、「一体いつになったら本気で対策するのか」と、多くのファンが疑問を抱いているのも事実です。

via: togetter