2025年大阪・関西万博で開催された「ペア碁ワールドフェスティバル」にて、四国から参加したある選手が思わぬ形で会場の注目を独占しました。その理由は棋力にあらず、なんと国民的囲碁漫画『ヒカルの碁』の「藤原佐為」に扮したその出で立ち! しかも、世界的ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏から「ベストドレッサー賞」を授与されるという驚きの展開が、ネットで大きな話題を呼んでいます。

参加者の奥様がX(旧Twitter)で語ったところによると、事の発端は旦那さんが大会にエントリーした際の「せっかく万博でやるんだから、『ヒカ碁』の佐為のコスプレで出ようかな」という冗談だったそう。ところが、これを聞いたお義母さんの創作魂に火が付き、なんと一着まるごと手縫いでハイクオリティな衣装を制作! 大会当日、旦那さんがその雅な衣装で対局に臨んでいたところ、偶然観戦に訪れていた世界的デザイナー、コシノジュンコ氏の目に留まり、そのまま表彰される運びとなったのです。
(コシノジュンコ氏といえば、19歳という若さで新人デザイナーの登竜門「装苑賞」を最年少で受賞し、長年パリ・コレクションでも活躍してきた日本を代表する世界的デザイナー。2021年にはフランス政府からレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを授与されています。)

▼コシノジュンコ氏

▼お義母さんお手製の佐為衣装

奥様は「まさかコシノジュンコさんがいらっしゃるとは知らず、囲碁界とご縁があったことにも驚きました!」とコメント。旦那さんの試合の結果はさておき、この受賞は家族にとって最高の思い出になったようです。
公開された写真を見ると、まさに平安の世から抜け出してきたかのような「佐為」の姿が。白と紫を基調とした狩衣に、背の高い烏帽子、手には扇子という完璧な出で立ち。さらに、傍らには主人公・進藤ヒカルを象徴するヒマワリも添えられており、その再現度の高さに囲碁ファンや原作ファンから「神がかってる」「完璧すぎる」と絶賛の声が上がっています。




この投稿には、「こういう展開大好き!」「試合とは別のベクトルで優勝してる」といったコメントのほか、お義母さんの素晴らしい技術を「真のMVP」と称賛する声も多数寄せられました。


まさか万博の囲碁大会という舞台でコスプレが披露され、世界的デザイナーから賞賛を浴びることになるとは……! コスプレ文化の可能性は、どこまでも広がっていきそうですね!
via: togetter