紳士の皆さんなら、動画共有サイト「FC2」をご存じの方も多いでしょう。著作権侵害や18禁コンテンツが多数投稿され、一部では「無法地帯」とも呼ばれるこのサイトですが、その創業者である高橋理洋被告が昨年11月に関西国際空港で逮捕されるという事件がありました。
そして本日8月21日、FC2創業者である高橋理洋被告に対し、「わいせつ電磁的記録頒布」などの罪で京都地方裁判所が判決を言い渡しました。判決は懲役3年、罰金250万円、執行猶予5年という内容で、このニュースはたちまちネット上の話題をさらっています。

判決後、高橋被告の弁護士は本人の意向により控訴する方針を明らかにしました。検察側は、高橋被告が違法性を認識しながら、わいせつ動画で巨額の利益を得ていたと指摘。一方、弁護側は、長年アメリカに在住していたため日本の法律に対する「犯罪意識」が薄かったとして、執行猶予付きの判決を求めていました。
川上裁判長は判決理由で、高橋被告がわいせつ動画の流通を無制限に放置して利益を得ていたとし、「日本の健全な性秩序を破壊した」と指摘。さらに「法への意識が薄かったという主張を、軽い刑にする理由にはできない」と強調しました。しかし、被告が反省の意を示していることや前科がない点を考慮し、最終的に執行猶予付きの判決を下しました。
判決によりますと、高橋被告は2013年から2014年にかけて、サイトの管理・運営を担当する他の役員らと共謀し、わいせつな動画を自由に閲覧できる状態にしていたとされています。高橋被告自身は長年日本を離れていましたが、昨年11月に帰国した際、京都府警に逮捕されました。

しかし、このようなアダルトサイトの創業者に対し、日本のネットユーザーからは意外にも好意的な声が多く上がっています。紳士たちにとって、こうしたプラットフォームはある種の「平和の象徴」であるかのようで、「お前は有罪だが、天国には行ける」といった称賛(?)のコメントも。さらには「裁判官もFC2を見たことがあるだろう」といった声まで飛び出す始末。20年以上の歴史を持ち、国内外で広く利用されているサイトならではの反応かもしれません。

ユーザーとして気になるのは「FC2は今後どうなるのか?」という点でしょう。しかし、高橋被告は逮捕を逃れるため長年海外で生活しており、今回帰国したのも母親の体調不良が理由と見られています。サイトの経営権はすでに譲渡済みとのことで、現状、今回の逮捕によって運営が停止することはないようです。