ゲームプレイの詳細が明らかになるにつれ、ファンの間で長らく議論されてきた問題――シリーズ最新作『サイレントヒル f』は「ソウルライクゲーム」なのか?その戦闘システムがソウルライク作品と比較されることが多い中、コナミはGamescom 2025にて、プロデューサーの岡本基氏を通じて「『サイレントヒル f』はソウルライクゲームではない」と正式にコメントしました。
『サイレントヒル f』の舞台は1960年代の日本。プレイヤーは少女「清水雛子」となり、家庭や同級生、社会からのプレッシャーが生み出す恐怖に立ち向かいます。戦闘は近接戦闘がメインで、回避、弱攻撃、強攻撃を駆使して敵と対峙し、「フォーカスモード」によってカウンターのタイミングを計ることも可能です。
主人公がごく普通の少女であるため、攻撃モーションは遅く、一つ一つの動作に重みが感じられるリアルな戦闘が特徴です。この点から、一部のプレイヤーの間では『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』のような高難易度アクションゲームを彷彿とさせると話題になっていました。
▼ネット上では、こんな二次創作GIFまで作られる始末
しかし、岡本氏は海外メディア『IGN』のインタビューに対し、『サイレントヒル f』をソウルライクと位置づけるのは「不誠実だ」と率直にコメント。「最近のプレイヤーはスタミナゲージや回避アクションがあると、すぐにソウルライクだと言います。しかし、実際のところ、我々のデザインの多くは過去の『サイレントヒル』シリーズから着想を得ています。例えば、『サイレントヒル4』のチャージ攻撃ゲージは今作のフォーカスシステムに似ていますし、『サイレントヒル3』にもスタミナゲージはありました」と語りました。
さらに岡本氏は、これらの要素はソウルライクが登場する以前からアクションホラーゲームに存在したもので、決してソウルシリーズの専売特許ではないと強調。「これらは目新しいものでも、ソウルライク独自のものでもありません。回避とスタミナゲージがあるだけでソウルライクというレッテルを貼られてしまうと、我々が目指す本来の方向性が見過ごされてしまいます。改めて強調しますが、『サイレントヒル f』はアクションホラーゲームであり、ソウルライクではありません」と述べました。
以前コナミは、高難易度のアクションゲームを好む若いプレイヤー層に向けて、戦闘要素を強化したと述べていました。この発言がコミュニティ内で賛否を呼んでいましたが、今回の岡本氏の明確なコメントにより、公式としてのスタンスが示され、長引く論争に一石を投じる形となりました。
『サイレントヒル f』は、2025年9月25日にPC、PlayStation 5、Xbox Series X|S向けに発売予定です。
via: IGN